「李朝好き」(店主ブログ)
当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、
京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。
「昨夜の晩酌」へはこちらをクリック
「京のお食事処」へはこちらをクリック
「ソウル情報」へはこちらをクリック
「李好のヌシ」へはこちらをクリック
※過去(2022年以前)の記事に掲載した写真が本来の物ではなく、全く別の物に変わってしまっている記事が何点かありました。
これは掲載した画像と私のPC内に新たに保存した画像の画像番号がダブると、後から保存した画像に自動的に入れ替わってしまっためです。こちらの写真は私のスマホで撮った画像なのですが、その間に一度機種変更をしているので、そのような画像番号のダブりが生じることとなったようです。古い画像となるとPC内から削除してしまっており、元通りに写真を戻せないため、2022年以前の一部の記事に写真が足りず話の内容と合わない記事等が生じてしまっています。誠に申し訳ございませんが、ご了承の程よろしくお願いいたします。
東寺 弘法市 2025年9月
昨日がお彼岸の入りでした。今連休中なんですよね。明日22日(月)は平日ですが、23日(火)が祝日の秋分の日でお彼岸の中日でもあります。なので飛び石の4連休なんですね。そんな訳で京都は人が多いですね。特に外国人。まあ外国人の場合は週末であろうと、休日であろうと連休であろう、全く関係なくいつでも大勢いますけどね(笑)。
今日は9時半からお彼岸のお墓参りの予定が入りましたので、その前に行って来ました。なので結構忙しいスケジュールでしたね。朝8時前に出る予定だったんですが、8時を少し過ぎての出発になったので東寺にいられる時間が30分弱しかありませんでしたね(笑)。
いつもどおり、やっぱり外国人は多かったですね。先月空地になっていた東門を入って右のスペースにまた植木や花卉の露店が戻って来てましたね(写真2番目)。
今日はいつもよりは早い時間だったにもかかわらず、珍しく猿回しをやってましたね(写真3番目と4番目)。初めて見るお姉さんでした。
今日は時間に余裕が無かったので、いつものように西総門の方までは行ってられなかったんですが、お堀のスッポンが気になってそれだけを見に行って来ました(写真5番目)。スッポンが前回のように2匹は確認できませんでしたが、一匹は確認できました。写真上の亀と比べるとデカいですね。やっぱり。
今日は気温はそれ程上がらなかったようなんですが、いいお天気で日差しが強かったので暑かったですね。長期予報を見ても、もう猛暑日にはならず30℃前後の日が続くようですね。
弘法さんを見た後、バスでお墓参りのお寺へ向かい9時半に間に合いました。そんなことだったので、今日は写真をあまり撮れなかったんです。
先月は露店の出店が無かった九条通りの歩道にも、今日は少し露店が出てました。九条通り沿いの南側のお堀の東の方に、突如として蓮が出現してました(写真13~15番目)。元々あったという記憶が無いので、移植されたものなのか私の記憶違いなのかはハッキリしませんが(笑)。近くで見ると昨日の深夜に降った雨が葉っぱの真ん中に溜まっていてきれいでした。
昨夜の晩酌(世界陸上 東京 頑張れニッポンの巻)
昨日の晩あたりから、こちらも少し涼しくなって来ましたね。日中はまだ30℃超えの真夏日ですが、もう35度超えの猛暑日ということは無いのかも知れませんね。そうあって欲しいです(笑)。
世界陸上の東京大会が開催中ですね。海外での開催の時は競技の決勝が深夜だったり早朝だったりということが多くてTV観るのが大変でしたが、今回は国内の開催ということで、そういうことも無くいい時間帯に見られるのでありがたいですね。
しかし、陸上競技となるとなかなか日本選手はメダルに届かないですね。現時点で銅メダル2個だけのようですね。開催国なんですけどね。各競技の決勝にもなかなか出られないですしね。期待のやり投げの北口選手も負傷から回復できていなかったようで、残念ながら予選落ちしてしまいましたね。世界陸上は明日で終了のようです。
昨日はまた、ありがたくも鰻をいただきましたので飲みとなりました(笑)。ここ数か月の猛暑日続きでしたので、店から歩いて帰って来たら、もう結構グッタリとしてしまって、李朝酒器と食器揃えて晩酌やる余裕がありませんでしたね。それで何かいい酒の肴をいただいた時にしか本格的な晩酌が出来てませんでした(笑)。これからこのまま涼しくなってくれれば、もう少しペースを上げていけるかなと思っています。
絵高麗の平盃は最近入手したものですので、こちらには初登場となります。鉄砂で口縁部に4か所ちょこちょこと短い線が描かれています。ご覧のとおりの小さい盃で、また測るの忘れましたが、口径が9cm前後ぐらいだったと思います。平盃なので当然深さもありませんので、一口で飲み干すぐらいの量しかお酒が入りません。この大きさなので、お酒次いで、飲んで、また注いでというペースが結構忙しいです(笑)。
初期白磁の徳利は、これまでもこちらで何度か紹介しています。口部に3箇所欠けの直しがされています。こちらの直しの素材はシロキンというものだそうです。欠けは結構大きいものもあるのですが、ふっくらとしたよいフォルムで、口部の穴も大きく使いやすい徳利です。胴部に線刻が施されており、写真では分かり難いですが青い釉垂れもいい景色です。また高台にも1箇所欠けがありますが、ガタつきはしません。容量は1合半~2合ぐらいです。
鰻以外のお料理の方ですが、だし巻は李朝初期の赤上がりの堅手皿に、枝豆は李朝初期堅手の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
昨夜の晩酌(ソウル土産で晩酌の巻)
先月末にソウルに行って来て、もう既に2週間が経過しましたが、その時に買って帰って来た物でまだ食べられずにいるものがありました。そこで昨夜はようやくそれらをあてに晩酌しました。賞味期限がありますのでね。いつまでも置いておくわけには行きませんからね。
今回買って来たのにまだ食べられていなかったのは、한치(ハンチ)とキムチでした。한치(ハンチ)は以前にもこちらでご紹介しましたが、剣先イカなんです。한치(ハンチ)はスルメイカより小ぶりで身も薄いです。今回私が買って来たのは一夜干しにしたものでしたので、焼いても身が柔らかく食べやすいです。手で千切って醤油・マヨネーズに七味を振ったものを付けていただきました。
キムチの方は、帰国してから少しずつは食べていたのですが、まだ結構残ってましたのでトゥプキムチ(豆腐キムチ)にしました。いつものように豆腐を一丁ではなく半丁にして、ハーフサイズにしてみました。材料はキムチと豆腐、豚肉・玉ねぎと振りネギ・振り胡麻です。韓国のキムチでしたので、少し甘みを付けるために焼き肉のタレをほんの少々加えています。日本のキムチで作る場合は元々甘いので、その必要はありません。
今回お酒は日本酒ではなく韓国焼酎のチャミスルにしました。これは今はもう日本国内のスーパーで普通に売っていますね。今回も近所のスーパーで買いました。韓国の焼酎は90年代ソウルにいた頃は2本が基本だったんですが、今は1本が適量というか限界ですね。今2本飲んだら寝てしまいますね(笑)。90年代の方が今よりアルコール度数が高かったんですけどね。
今回の盃は李朝末期分院の小さめの盃にしました。アルコール度数が低くなったとはいえ、大き目のぐい吞みでガバガバやるような酒ではないですからね。この盃は90年代に私がソウルにいた時に入手したものです。当時の晩酌ではアルコール度数の高い焼酎を、当時数点持っていた口径7.5~8.0cmぐらいの李朝末期分院の盃を使っていました。「盃がちょっと大きいかな。もう少し小さめのあったら欲しいな」と思っていた時に口径6.5cmのこいつと出会いました。入手した当時は結構使っていたのですが、今はほとんど出番が無くなっていますね。
お料理の方ですが、トゥプキムチ(豆腐キムチ)は李朝初期の堅手皿に、한치(ハンチ)焼きは李朝後期分院の白磁皿に、ナムルは高麗青磁の八角小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
平安蚤の市 2025年9月
今日は平安蚤の市の開催日でした。先月が7月20日の開催でしたので、あっという間に開催日が来た感じですね。
今日は水曜日で定休日だったのですが、10日は実家で月参りの日でして、まず10時から実家で月参りを済ませてから向かいましたので、現地到着は11時頃でしたね。これぐらいの時間になるとかなり暑いんですよね。今日も京都は最高気温36℃の猛暑日でしたからね。9月に入っても先日台風が通過した日以外は、ずっと猛暑日が続いています。今月中はこんな感じの気候のようですからね。10月も暑さが続くとか天気予報で言ってますからね。日本の秋は11月の一か月だけになるんでしょうかね。
開催地の左京区岡崎公園内平安神宮前広場からは、京都市京セラ美術館やロームシアター京都もすぐ近くです。
今日も暑かったんですが、露店の出店も多く人もそこそこ多かったですね。この点は弘法さんや天神さんとは違いますね。
昨日の夜までの天気予報では午後から雨の予報だったんですが、今朝になって雨は夕方からに変わってましたので、どうやらお天気の方は大丈夫そうですね。露店は雨に降られると大変ですからね。
今月も骨董の会で一緒だったTさんご夫婦が出店されていました(写真8番目と9番目)。いつものようにワインの木箱がたくさん置かれてましたね。高級なワインの箱らしいですよ。この箱は値段もお安いですし、本棚や小物を飾ったりするのに使えそうですね。
いつも通り今回も私は収獲無しです。こちらは飲食や食品の露店などは出ませんのでね。本部の横におはぎのお店が1店あるだけですから。そちらの収獲も無いんですよね(笑)。
次回の平安蚤の市は10月29日(水)に開催の予定です。基本毎月10日かその前後に開催される蚤の市なんですが、来月のような開催日になることもあります。11月がお休みのため次回はこのような日程になったのかも知れませんね。
こちらには毎月多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着屋等が全国から集まります。但し、悪天候により開催中止となる場合もありますので、前日に平安蚤の市の公式ホームページにてご確認ください。
平安蚤の市公式ホームページ https://www.heiannominoichi.jp/
「새 나라 새 미술:조선 전기 미술 대전」写真集
昨日阪神タイガースが史上最速でプロ野球セリーグの優勝を決めましたね。2位巨人と17ゲーム差。さらに2位以下の球団は現在全て勝率が5割に満たない。この状況でクライマックスシリーズの結果、2位か3位の球団が勝って日本シリーズに進出となったら、これは本当にシラケるでしょうね。
野球といえば、かつてはアジアにおいて日本は韓国とライバル関係にあったのですが、今は韓国には大きく差をつけることになってますね。今回の訪韓時にテレビで韓国のプロ野球中継(ダイジェスト番組含む)を観てたんですが、やっぱりレベルの違いを感じましたね。まず投手のストレートの球速が140キロ代なんですね。日本の投手は今ほとんど150キロ台を投げるじゃないですか。さらに制球力もよくなくストライクボールがはっきりしてるんですよ。打者の方もそのレベルの投手の球を打ってる訳で、これは日本の投手のスピードと制球力にはついていけんなと思いましたね。韓国のプロ野球で活躍した外国人の打者を獲得しても日本で活躍できないのが納得できましたね。
野球の話が長くなってしまいました。先月のソウル訪問のご報告の中で国立中央博物館の特別展(新しい国 新しい美術:朝鮮前期の美術大全)のご紹介をしましたが、この時に撮った写真がまだ多数ありますので、こちらに掲載しておきたいと思います。特別展をご案内はしたのですが、8月末で終了しており、今後訪韓される機会があっても現地で観ることは出来ませんので、先に掲載していない写真だけでももう少し掲載しておこうと思いました。
お楽しみいただけましたら幸いです。
ソウルタワーの見える風景 2025年8月
今回も행운 미용실(ヘンウン(幸運) 美容室)で髪を切って来ました。その행운(ヘンウン)ですが、前回訪韓時に6月で以前の店は閉めて、私が定宿にしているRAINBOW HOTELの向かいの新しい建物に移転するとのことでした。次また来る時は電話してくれと言って電話番号を書いて渡してもらってましたので、出発前に何度も電話したのですがかかりません。コール音もせずにすぐ切れてしまうんです。どうやら海外からの電話を受けないように設定しているのではと思い、現地の友達に頼んで確認してもらいました。ホテルの向かいに新しく出来たLOTTE CASTLEの2階207号ということが分かりました。今後距離的には近くなりましたが、また一つ当時の私の通勤路の思い出の風景が消えていくのはさみしいですね。ちなみに料金は15,000ウォンから20,000ウォンに値上がりしてました(笑)。행운 미용실(ヘンウン(幸運) 美容室)については2024年3月29日の記事に詳しいので関心のおありの方はそちらをご参照ください。(2024年3月29日の記事へはこちらをクリック)
今回もソウルタワーの見える風景を写真に納めて来ました。
1番最初の写真は見ていただけばお分かりのとおり、ソウル駅から撮った1枚です。ずいぶん遠くに小さく写っていますが、SEOUL STATION の文字を残部入れようと思うとこうなりました。2番目と3番目がタワーを大きく撮ったものです。4番目もソウル駅から撮ったものですが、位置も日にちも違います。
今回は国立中央博物館に行きましたので、ここからのタワーの見える風景もまた撮って来ました。5番目目(ここでの最初)と6番は、入り口前の広場奥の大階段の下から撮ったものです。この日は平日でしたが夏休み中のためでしょうか、人が結構多かったですね。次が階段の上から撮ったものです。残念ながらこの日はあまり晴れてなかったので、タワーがあまりきれいに写ってませんね。
その次は明洞で撮ったものです。8番目(ここでの最初)の写真の位置からタワーを大きく撮ったのがその次の写真です。その後の2枚は同じく明洞の少し違う位置から撮ったものです。こちらも国立中央博物館と同じ日で、天気がイマイチで逆光気味でもあったので、こんな感じでした。
最後の2つは宿所近くの南榮洞(ナミョンドン)で撮ったものです。過去の通勤路からのタワーを今回は撮ってなかったですね(笑)。
仁寺洞 아름다운 차박물관(美しい茶博物館) 2025.8
台風15号が通過しましたね。こちら京都の方は、雨もそれほどひどい降りではありませんでしたし、よかったよかったと思っていたんですが、各地でかなりの被害が出たようですね。線状降水帯による大雨にの被害もあったようですが、竜巻の発生した地域もあったようで驚きました。竜巻というとアメリカのように広い平地の広がるような土地条件のところで起こるものだと思っていたんですけどね。被害のあった地域での復旧が早く進むといいんですけどね。特にこの猛暑の中、停電したりしてエアコンが使えない状態だと本当に大変ですからね。
ここから先月のソウルの報告になります。いつもどおり今回もまた仁寺洞にある伝統茶店の아름다운 차박물관(美しい茶博物館)に行って来ました。到着の翌日8月27日(水)に行って来ました。踏十里・長安坪、仁寺洞の骨董店を回った後、遅い午後の時間に訪ねるといういつもどおりのパターンでした(笑)。
ここのお店のある場所が分かり難いということは、以前から何度も申し上げています。お店の場所については前回の報告時に分かりやすい見つけ方をお知らせしておりますので、そちらの方をご参照くださいね。(前回の報告をご覧になるにはこちらをクリック)
今回は暑い夏場ということで冷たい物をいただきました。수정과〈スジョンガ〉(干し柿の入ったシナモンの香りのする韓国伝統茶)か식혜〈シッケ〉(もち米と麦芽を発酵させて作る韓国の伝統的な甘いお飲み物。日本の甘酒に似ているがアルコールは含まない)が飲みたかったのですが、どちらもメニューになかったんですよね(笑)。
それで今回は미숫가루(ミスッカル)を注文しました。미숫가루(ミスッカル)とは、米粉・小麦粉(はったい粉)・豆粉などを蒸したり炒ったりしたものを粉にして混ぜ合わせたものです(写真1番目と5番目)。後で考えるとオミジャ(五味子)茶でもよかったかなと思いました(笑)。
ギャラリーの方ですが、今回は Naomi Gunji という日本人(多分)の方の展示でした(写真8~13番目)。ガラスや陶磁器の作品でしたね。韓国の方で活動されている方のようですね。
国立中央博物館2 寄贈館
先に国立中央博物館の特別展「새 나라 새 미술:조선 전기 미술 대전」(新しい国 新しい美術:朝鮮前期の美術大全)をご紹介しましたが、今回は通常展示の方の寄贈館についてご紹介いたします。
まず1階は現在朝鮮半島の原始から終戦までの展示がされていました。その1階奥には高麗時代の大理石の石塔で国宝の敬天寺 十層石塔がそびえ立っています。
寄贈館は2階にあります。寄贈館はその名のとおり、こちらの博物館に寄贈された美術品が展示されているスペースです。以前は「○○紀念室」のように、寄贈者ごとに固有のスペースが設けられていましたが、現在は一つの広いスペースに多くの寄贈品が展示されるようになりました。その中でも特に私が楽しみにしているのが박병래(朴秉來 パク・ピョンネ)氏の寄贈品です。2番目の写真の上から2番目に박병래(朴秉來 パク・ピョンネ)氏の名前がありますね。次の写真が朴秉來氏の肖像です。
朴秉來氏は医師で李朝の白磁や染付を中心に蒐集され、それらのコレクションを国立中央博物館に寄贈されました。寄贈品の中でよく知られているものに写真4番目・5番目の白磁青華蘭草花紋瓢形瓶がありますね。日本民芸館にある染付秋草文面取壺はこの手の瓶の上部を欠いたものですね。民藝館のホームページの所蔵品紹介でも「染付秋草文面取壺(瓢形瓶部分)」とされていますね。
寄贈品の中で私が好きなのが多くの動物の形をした水滴たちで、特に好きなのが染付白磁辰砂海駄形水滴です(写真6番目)。染付と辰砂が使われた大変貴重でかわいい海駄の水滴です。これを苦労して入手した後は、嬉しさのあまり白衣のポケット(お医者さんでしたから)に入れて持ち歩いていたそうですよ。
この他にも、兎や瑠璃鉄砂の海駄形水滴、蛙、鶏などその蒐集品の中には可愛い水滴が沢山あります。
その他の展示品についてはどなたの寄贈品かは定かではないのですが、写真10番目は華角張りの箱です。華角張とは、牛の角を薄く切ってそれを半透明にし、その裏面に顔料で絵を描き、これを貼り付けて装飾したもので、李朝独特の工芸品です。糸巻、物差し、櫛、筆筒、箪笥等にその技法が見られます。その後の染付の乳瓶と鶏龍山徳利は日本酒好きのコレクターにはどちらもまさに垂涎の的ですね。
もし今後ソウルの国立中央博物館に行かれることがあれば、寄贈館をぜひ見に行ってみてください。
国立中央博物館の最寄り駅は地下鉄4号線の이촌(イチョン)駅です。2番出口を出ますと博物館への地下道があり、途中には動く歩道も設置されています。
古裂會 第144回入札オークション下見会
昨日九州の南の海上で台風15号が発生し列島に接近中ですね。当初の予定ではこちらは昼前から雨になるようでしたが、速度が遅くなったのか午後3時を過ぎたころから雨が降り出しました。進路もやや南寄りになるようで列島横断コースではなくもう少し南を移動する感じになりそうです。九州に上陸するかは微妙で四国から紀伊半島辺りを横断するような感じですかね。被害が少なくて済めばいいんですけどね。
本日は古裂會の第144回入札オークション下見会が開催されましたので、そちらを見に行って来ました。会場は京都市左京区岡崎公園内のみやこめっせ(京都勧業館)です。
先月末のソウル訪問時のご報告をしてきましたが、本日は一休みして古裂會の下見会のご報告となります。ソウル情報の方はまた明日以降に引き続き行なうようにいたします。
毎回お伝えしていますが、こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションです。オークションは基本2か月に1回奇数月に開催されます。オークションの詳細については古裂會の公式ホームページでご確認ください。
古裂會ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/
今回は【特集】中国 朝鮮 です。ですが、もうここ数年は韓国(朝鮮・高麗)の物の出品が少ないです。以前は中国の物は沢山出品されていたんですが、今は中国の物も少なくなりましたしね。
今回も韓国の物は2テーブルだけでしたが、版木や木版の活字などこれまであまり出品されなかったものが出てましたね。
また今回は戦前および戦後の昭和あたりのものが多く出品されてましたね。人形が和洋色々大量に出品されてましたね。セルロイド製の物も出品されてました。石鹸入れなどがありましたが、私たちが子供の頃にはもう既にセルロイド製は姿を消し、プラスチック製になってましたね。
下見会は明日5日(金)も同じみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されます。但し明日は開催時間が10:00~16:00となります。
次回は【特集】SAMURAUI 武具甲冑 で、11月17日(月)・18日(火)に会場は同じみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されます。
国立中央博物館 特別展「새 나라 새 미술」
3日目の8月28日(木)は元々は大邱へ行って大邱澗松美術館(テグカンソン美術館)を見学する予定でしたが、KTXの席が取れずに断念しソウル市龍山の国立中央博物館をゆっくり見学することにしました。
この時は特別展「새 나라 새 미술:조선 전기 미술 대전」(新しい国 新しい美術:朝鮮前期の美術大全)という展示が行われていまして、これを中心にゆっくりと鑑賞して来ました。残念ながら展示期間が、2025年6月10日(火)~2025年8月31日(日)でしたので、もう終了してしまったんですけどね。私はギリギリ観ることがでしました。こちら国立中央博物館は常設展は無料なんですが、特別展は有料で8,000ウォンだったんですが、前日に知り合いの業者からチケットをもらってましたので無料でした。850円ぐらいですけどね(笑)。
展示の方は朝鮮王朝成立後の朝鮮前期の美術、陶磁器においては粉青砂器、白磁が大量に展示されていました。各地域の窯別に粉青砂器が壁に貼り付けられて展示されていたり、大量の粉青砂器や白磁が壁の棚何段にも並べて展示されているのは圧巻でした。
展示物の中には韓国・東國大学校博物館蔵の国宝「青華松竹紋弘治二年銘壺」もありました(写真10番目)。弘治2年は1489年で15世後期なんですね。この時代の染付は大変貴重ですし、また松竹紋でも筍の図が入ったものというのは、他に例が無いと思います。前職の時に東國大学校の100周年記念で訪問した際に見て以来、現物を見るのはおよそ20年ぶりぐらいでしたかね。感慨深かったです。
それと大阪東洋陶磁美術館所蔵の「白磁鉄地 壺」にそっくりな壺(写真11番目)があり、大阪東洋陶磁美術館から借りたものかと思ったら個人蔵となっており別物でしたね。壺の下半部に鉄絵具を塗りその上から透明釉をかけて焼成したもので、同手の壺はこれまで見たことが無かったので、他にも存在していたとは衝撃でしたね。
15番目写真の染付と鉄砂の宝珠形水滴も貴重なものですよね。李朝初期の水滴自体が貴重ですし、そこに染付や鉄砂で絵付けされたものとなるとさらに数が少ないですからね。
陶磁器の他にもこの時代の書画や仏画、仏像なども展示されていました。
今回大邱へは行けませんでしたが、逆にこの特別展を観られて本当によかったですね。










