南座「吉例顔見世興行」まねき上げ 2023
今日、南座で歌舞伎の「吉例顔見世興行」の出演者らの名前が書かれた看板を看板を掲げる「まねき上げ」がおこなわれました。
歌舞伎役者の名前が勘亭流というのだそうですが、独特の太く丸みを帯びた書体で記されます。このこの書体で書くのは、隙間なく客が入るようにということだそうですよ。毎年ご紹介しているようですが(笑)。
今年の「吉例顔見世興行」は、「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」としても開催されるようで、今日團十郎さんと息子の市川新之助さん、娘の市川ぼたんさんが南座の前であいさつをされたようですね。私はもちろん見に行ってはいませんが、ただでさえ人が多いのに大変だっただろうということは、十分に想像がつきますね。
年末恒例の吉例顔見世興行、今年は12月1日から24日まで開催されるようです。さすがにもう今年は、コロナ禍による規制などは一切ない通常通りの開催になりますね。
私は顔見世興行は1度も見に行ったことが無いですし、今後も多分見に行くことはないと思います(笑)。しかし、やはり毎年のことながら南座に顔見世の「まねき」が上がっているのを見ると、年の瀬を感じますね。京都に年の瀬を告げる南座の顔見世ですので、招きの看板を見ると京都人はあわただしい気持ちになって来ますね、やっぱり(笑)。
北野天満宮・天神市 2023.11
25日は北野天満宮・天神市の開催日です。今日は天神さんを見終わった後に、ちょっと用事を済ませてから店に出る予定でしたので、いつもより早く出て8時半ごろに現地到着しました。
朝家を出た時にはカサが必要な程度の小雨が降ってました。天気予報では雨が降るのは深夜から早朝までで朝には止むとのことだったのですが、その後も現地では小雨が降ったりやんだりという、うっとうしいお天気でした。今は午後になっていいお天気なんですけどね。その関係か露店も思ったより少なかったですし、まだ準備中のような店も目立ってましたね。
今年は紅葉が遅れているというか、色が悪いというか、とにかくよくないのですが、時期的には京都では今が見ごろと言っていいでしょう。北野天満宮のもみじ苑も開苑中でしたが、受付に人が並んでいませんでしたね(写真4枚目)。受付9時からでしたから、まだこれからだったのかも知れませんが。いつも猿回しが行われている絵馬堂は、もみじ苑入苑前の待合所のようになっていましたね(写真5枚目)。
境内のいい感じに色づいた紅葉を撮ったものをこちらにあげています(写真6~10番目)。写真はいいところだけ撮っていますので、「天神さんの紅葉いいね」という感じになりますが、他はいい感じの木も少なかったですし、色も今一つの感じでしたかね。もちろん、もみじ苑に入った訳ではないですからね、もみじ苑の中の紅葉はいいんだと思いますよ。
いつも通りのことですが、骨董の方の収獲は今月も無しでした。それどころか、お天気の方が9時過ぎぐらいから雨が小振りだったのが本降りになって来ましたので、慌てて帰路に着きました。骨董の収獲は無くても何か食べ物の方で果物か乾物などを、帰りに見て買って帰ろうかと思っていたのですが、それどころじゃなくなりました。
露店は本当に天候に左右されるから大変ですよね。11番目と12番目の写真のように所品をビニールをかぶせながらの営業、ご苦労様です。午後になって今は晴れた良いお天気になりましたので、業者の人たちもホッとしてられるでしょうね。
昨夜の晩酌(新入り刷毛目盃の巻)
昨日23日は勤労感謝の日で祝日でした。今日は平日の金曜日なのですが、今日お休みを取れば昨日から4連休なんですね。そんな関係もあって、京都は観光客であふれています。常日頃から外国人観光客は、休みも平日も関係なく常に多いのですが、秋の観光シーズンということもあって日本人の観光客も増えているようで、特に車の量が増えているようです。
また、今はあっちこっちの寺院でライトアップをしていますので、夜まで観光客が多いんですよね。特に私が住んでいる東山方面は、有名な寺院が多いので夜まで人と車が多くて大変です。
まあ、そんな落ち着かない毎日を過ごしてはいますが、夜は家で晩酌です。昨夜はまだこちらでご紹介したことのない酒器の初お目見えでした。
サイズのいい刷毛目の平盃は、最近仲間に加わってくれました。刷毛目そのものは、それほどハッキリと鮮明なタイプのものではないのですが、最初に言ったように口径が9.5cmと10cm切りのなかなかお目にかかれないよいサイズです。釉薬もしっかりしていて、きたならしいシミになってしまうような心配もなさそうです。なので、逆に言うと育てるのには時間がかかりそうな刷毛目ではありますが、そこがまた楽しみだと思うんですけどね。口縁部に小さい欠けの金継ぎが4か所ありますが、いずれも小さいもので大きなダメージではありません。表からは見えにくく、裏側に欠けがある感じです。写真の4番目と5番目でご確認いただくのが分かりやすいと思います。
堅手の徳利もこちらでご紹介するのは今回が初めてではあるのですが、こちらの徳利は最近入手した物ではありません。いつ入手したか正確に時期は覚えていませんが、10年以上は前だと思います。口が少しひしゃげていて酒が注ぎやすくなっています。意図したものではないのでしょうけどね。高台の底部が擦り整えられているのは、残念なところですね。長いこと棚で眠っていたのですが、久しぶりに見てみるといいアジになっていました。この徳利、容量が1合に満たないため過去にはあまり出番がなかったのです。今はそんなに量飲みませんから、そこにはこだわらなくなったんですけどね(笑)。1合に満たないと言っても160mlですから9勺程ですかね。まあ、ほぼ1合なんですが。昔はなんかすごく1合以上ということにこだわって徳利を見ていましたね(笑)。
お料理の方ですが、イカバター焼きは李朝分院末期の染付大皿に、中華風春雨サラダは伊羅保手の小鉢に、茄子煮は李朝初期白磁の小皿にそれぞれ盛り付けてみました。写真で見てみると中華風春雨サラダは盛り方が雑でしたね。イカバター焼きはなんかいつもに比べて味にコクがないなあと思ったら、ニンニクを忘れてました。いつもはまずバターでニンニクを炒めて、それからイカを炒めてたんでした。反省点が多かったです(笑)。
弘法市・THE TERMINAL KYOTO
21日ですので、東寺・弘法市に行って来ました。
結果から行ってしまえば、やっぱり今日も骨董の収獲は無しでした(笑)。いつものことですが、韓国の物が出ませんね。
いつも通り東門から南門に抜けて出るコースで見て回りました。東門を入ってすぐの向かって右側の花や植木のスペースは、一時随分空いていたんですが、今日は結構店が出ていて回復して来たようでしたね。さらに少し進んだ向かって左側に「激安!500ワンコイン 詰め放題」の幟が立っているのが見えましたので、何かと思って見に行ってみるとミカンの詰め放題でしたね。
講堂の西側辺りにマッサージか整体でしょうか、こちらは「首・肩・腰・膝 病院に行っても治らない痛み 根本から解決いたします」と書かれた幟がありました。簡易ベッドのようなものが4台ほど並んでいて、白衣を着た施術者らしい方も数人いらっしゃいました。ただ、何の囲いもなく丸見えでしたので、失礼ながらあそこで施術受けるのはちょっと勇気がいるかなという感じでしたね(笑)。
来年のカレンダーや暦も売ってましたね。もうあと10日で12月ですからね。カレンダーも昔は銀行だとか電気屋さんとかクリーニング屋さんとか、いろんなところからもらったので買う必要なんて無かったですけどね。今はそういうのが少なくなりましたね。カレンダーは1年中部屋にかかってますから宣伝として配ってたんですが、もうカレンダーが店の宣伝になる時代でもないですし、今はどこも経費削減しないといけませんからね。仕方ないですよね。
今年は紅葉が遅いというか、色が悪いままお終わりそうですね。8番目(弘法さんの写真の最後から2番目)の写真ですが、毎年ここの紅葉は11月の弘法さんの時はきれいな赤になってたんですが、今年はこの通りでした。
今回の収獲は小芋と干し芋だけでした。来月の収獲はすぐき漬けと干し芋になりそうですね(笑)。
弘法さんの後は、新町仏光寺下ルのTHE TERMINAL KYOTOというところに行って来ました。こちらはは町家を改装したアートギャラリーで喫茶が併設されています。喫茶はお座敷で坪庭(と言っても結構広い)を眺めながらくつろげるスペースになっていました。外国人や観光客の方に喜ばれそうな感じでしたね。喫茶で朝食をとってから展覧会の方を見学させていただきました。
しぶやあけみ人形展「我はこの世の者にあらず」という展示会が行われていました。この展覧会の開催に関わられた方からご紹介いただいたのですが、失礼ながら作家さんが亡くなっていたということを会場に行ってから初めて知りました。娘さんがいらっしゃってご説明いただきました。会場のスペースをゆったりと使った展示がされていました。作家さんの生前の所持品として展示されていたカバの文鎮が可愛かったです。小さいのですが結構リアルに作られていましたね。
その後、いくつか用事や買い物を片付けてから店に出たのですが、20分ぐらい遅刻でしたね(笑)。
昨夜の晩酌(大橋ロスの巻)
『愛は勝つ』のヒット曲で知られる歌手のKANさんが亡くなりましたね。死因の詳細についてはまだ発表されてないようですが、今年3月に「メッケル憩室がん」と診断され、以降は活動を休止して療養生活を送っているとのこのとでした。メッケル憩室がんというのは2万人に1人の割合で発症する希少がんのようですね。ご冥福をお祈りいたします。
先日お亡くなりになった大橋純子さんの葬儀が昨日行われたようです。私は大橋ロスをまだ引きずっています。毎晩ネットで検索して「シンプル・ラブ」の映像を観ています。「たそがれマイ・ラブ」や「シルエット・ロマンス」のヒット曲で知られていますが、私はこの方の「シンプル・ラブ」と「ビューティフル・ミー」が好きです。レコードやCDを買ったことはないんですけどね。初めてこの方の「シンプル・ラブ」をテレビで観た時、その圧巻の声量や歌唱力はもちろんのことですが、その表情と動きが生き生きとして実に楽しそうで「すごい声量と歌唱力やな!日本の女性歌手にこんな人がいたとは。本物の実力のある歌手の歌というのはこういうものなんや。心から歌うことを楽しんでるなあ。」と感動しました。歌うことが大好きで、歌うために生まれて来た人だったんだろうなと思ってました。最高の日本人女性ボーカリストだったと思っています。しばらくは毎晩「シンプル・ラブ」の動画観ることになりそうです。
ここからは昨夜の晩酌です。昨日はちょっと用事が出来て帰宅時間が遅くなったので、遅い時間からの晩御飯、晩酌になりました。もう3年以上1日2食にしていますが、最初のころは朝食から晩御飯までの間が長いので、随分とお腹が減ったのですが、今はもう何ともなくなりましたね。空腹自体をあまり感じなくなりました。朝食から晩御飯まで12時間以上空いたんですけどね(笑)。
祭器形の白磁盃は分院末期のものでしょう。以前にもご紹介したことがあり、その時に言っていたと思うのですが、祭器形の盃というのはというのはおかしな表現で、正しくは盃見立ての李朝小型祭器といった方が正しいのでしょうね。口縁にアタリによるニュウを金継ぎしています。上から何かをガチンと当てた時に出来る典型的なキズですね。なかなかこのような盃に使える祭器というのは、出会うのが難しいですね。青みがかった白磁の色もきれいです。
李朝堅手の徳利も以前にこちらでご紹介したことがありますが、もういつ頃だったか何回目だったかは覚えていませんね(笑)。肌の色は写真では青がかなり強く出ていますが、もっと現物はグレーな感じです。形が私の好きな下膨れのコロンとした形状です。口の穴も大きめですので、使いやすいです。容量も1合半ほどと独酌によいサイズです。無傷というのも嬉しいですね。
お料理の方ですが、焼き魚(ホッケ)は李朝堅手の大皿に、胡麻豆腐は李朝後期分院の白磁小皿に、キュウリのピリ辛は李朝初期白磁の小皿に、お多福豆の甘煮は李朝末期の盃にそれぞれ盛り付けてみました。
ホッケは中が生焼けだったらイヤなので、結構時間かけてよく焼いたので美味しくいただけたのですが、部屋が魚臭くなって臭いが抜けませんでしたね。今日家帰っても多分まだ魚臭いでしょうね(笑)。
古裂會第133回入札オークション下見会
急に寒くなりましたね。今日は少しましですが昨日は雨も降るし気温は昼間も上がりませんでしたし、結構厳しかったですね。さすがにもう今後はまた真夏日になったりすることはなく、このまま寒くなっていくんでしょうね。昨日からジャケットの下にベストを着用して出勤していますし、店も自宅もエアコンを暖房にしてつけています。夏から一足飛びに冬になってしまう感じですね。
今日は10時から古裂會の第133回入札オークションの下見会を見に行ってきました。京都市左京区 岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)が会場です。
こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられまして、2か月に1回奇数月に下見会が開催されます。
今回は 【特集】SAMURAI 武具甲冑です。
今回も韓国の物は出ませんでしたね。まあ、もういつものことですが(笑)。それにしても、いつもは少ないと言っても韓国の物だけでワンテーブルは出ていたのですが、今回は他の分野の物とも合わせてワンテーブルでしたからね。というか、全体の出品数自体が今回は少なかったですね。
下見会は明日15日(水)も同じみやこめっせで開催されます。今日は17:00までですが、明日は10:00~16:00です。
また下見会は東京でも11月18日(土)19日(日)の両日に東京プリンスホテルで開催されます(予約制)。
古裂會オークションの詳細につきましては、古裂會の公式ホームページにてご確認ください。
※古裂會公式ホームページ https://www.kogire-kai.co.jp/
次回は 【特集】有職 清華譜 で来年1月10日(水)11日(木)に会場は同じ「みやこめっせ(京都市勧業館)」で開催予定です。
昨夜の晩酌(「シンプル・ラブ」の巻)
昨日は平安蚤の市の開催日だったのですが、一昨日こちらのお知らせ欄でもご案内したとおり、残念ながら開催中止となりました。天候による開催中止でした。弘法さんや天神さんと違い平安蚤の市の場合は雨天中止というのがありますのでね。次回は12月5日開催予定です。
また訃報です。歌手の大橋純子さんがお亡くなりになりました。今日Yahooニュースで知りました。大変ショックです。今年食道がんが再発し、活動を休止され治療に専念されているということまでは知っていたのですが。この方のことを初めて知ったのは、70年代の後半に東京音楽祭の国際大会だったと思うのですが、そちらに出場された時でした。この時は「シンプル・ラブ」という曲でしたが、小柄ながらパワフルな声量と圧倒的な歌唱力に魅了されたことを今でも鮮明に覚えています。先月お亡くなりになったもんたよしのりさんとは「夏女ソニア」でデュエットされていました。そのもんたさんの訃報に際して追悼のコメントを発表してられたのが、ほんの20日ほど前のことだったんですが。本当に残念です。心からご冥福をお祈りいたします。
晩酌の方ですが、盃は以前にもこちらでご紹介したことがある李朝の分院末期のものです。官窯だった分院が19世紀末に民営化(民窯)された後に作成されたものです。この盃、この手の分院末期のものには珍しく、立ち上がりがあって、高く深い造りになっています。筒盃とまではいきませんが、よく目にする碗形の物とは明らかに違う形状です。見込みの釉流れもいい景色です。どうもスマホで撮ると照明の関係があるのでしょうが、現物よりも色が明るく青みが強く出てしまいますので、割り引いてご覧くださいね。
絵高麗の徳利も過去にに2回以上こちらでご紹介していますね。鉄砂で고사리(コサリ)紋が描かれています。고사리(コサリ)は日本語で言うとわらびですね。キズや直しはありませんが、少しカセがありますので、この手の物は使用後よく乾燥させなければカビて来てしまいます。こういう下膨れの形状は可愛らしいので個人的には好きです。容量は1合半ほどでしょうか。
お料理の方ですが、エビフライは李朝初期の堅手皿に、白菜とお揚げの炊いたんは李朝初期の三島の小鉢に、ほうれん草のお浸しは李朝初期白磁の小鉢に、金時豆は李朝後期から末期の白磁盃に、それぞれ盛り付けてみました。
阪神タイガース38年ぶりの日本一! その時
昨夜プロ野球の日本シリーズ第7戦が京セラドーム大阪で行われ、7対1で阪神タイガースがオリックスを破り38年ぶり2度目の日本一となりました。その間、2003年と2005年にはリーグ優勝はしていたのですが、いずれも日本シリーズでは敗れて日本一は逃していました。2005年は第1次岡田監督時代でした。ロッテ相手に4連敗でしたね。悔しかったです(笑)。
試合の方は、4回にノイジーの3ランホームランで第2戦で抑えられた宮城から3点先取。続く5回には森下、大山、ノイジーの3者連続適時打で3点を追加。先発した青柳が5回途中までを無失点で抑え、その後は島本→伊藤→桐敷と繋ぎ、最後はストッパー岩崎が締めて勝利しました。
その日本一が決まった歓喜の瞬間。私が何をしてたかというと、実は寝てました(笑)。私はほぼ毎日夜9時台か10時台あたりに1時間前後寝落ちしてしまうんですよね。昨日は絶対寝落ちせんぞ!と思っていたのですが、5回までに6点取って、あとはタイガース盤石のリリーフ陣がいますので、これで勝った!と勝利を確信し油断してしまったんですね。多分。ピッチャーが青柳から島本、伊藤に代わったところまでは覚えているのですが、そこから先は記憶がありません(笑)。気が付いたら、テレビでは情報番組をやってました(笑)。「やってもうた~」 38年ぶりの歓喜の瞬間には立ち会えませんでしたが、間違いなくタイガースは日本一となりました(笑)。生きてるうちに再びタイガースが日本一になってくれて、本当に嬉しい限りです。岡田監督に感謝です。ぜひ来年もタイガースを優勝に導き、タイガース初の連覇を成し遂げた監督となって、永くその名を球史に残していただきたいです。その時の歓喜の瞬間には寝落ちせずに、しっかりとLIVEで確認できるよう努力します(笑)。
皆様おめでとうございました!
昨夜の晩酌(益々成長中の盃の巻)
今日がプロ野球日本シリーズ第7戦です。昨日の第6戦で阪神に優勝決めてほしかったんですがね。オリックスの山本投手に完投勝利許して5対1で負けてしまいました。今日は第2戦で打てなかった宮城投手が先発ですからね。ちょっと阪神不利ですかね。
昨日の敗戦は2回のタイガースの攻撃につきると思っています。先頭のノイジーのホームランで1点先制。さらに次の佐藤選手が右中間の当たりを激走して2塁打に。続く指名打者に入った糸原選手のセンター前ヒットで「タイムリーで1点追加、2点目!」と思ったところが、2塁ランナーの佐藤選手を3塁で止めました。あの当たりと飛んだコース、佐藤選手の走力を考えると回してもよかったと思ったんですけどね。山本投手からはそう簡単に点取れませんからね。まだ序盤だったので慎重に行ったんですかね。「ああ、この回に追加点とれんかったら、阪神今日負けるなあ」と思ったんですが、案の定、満塁まで行ったんですが追加点は取れず、逆転されて負けでしたからね。
でもまあ、今日の試合が残っていますから、なんとか勝って38年ぶりの日本一を達成してもらいたいです。第7戦は当初地上波もBSの放送も予定がなかったのですが、フジテレビの地上波で観られるようになったのでよかったです。
そんな残念な日本シリーズ第6戦をTV観戦しながら、昨夜は久しぶりに日本酒での晩酌をいたしました。体調不良のため、2週間以上アルコール類を断っていましたからね。ようやく声もまともに出るようになったので、よかったです。
盃は過去に「育ち盛りの盃」としてご紹介した盃です。李朝の後期から末期頃に民窯で焼かれたものでしょう。手取りは少し重いですが、口径が7cm、高さ4cmとよいサイズです。見込や胴部・底部に深い貫入が出ており、いい味に育っています。本当によく育ってくれましたね。底部に窯割れがありますが、見込の方まで抜けているものではありませんので、漏れはありません。この盃の成長ぶりをご確認いただくために、ぜひ過去の記事(2022年6月7日と2021年8月5日)をご覧ください。画像から、この盃の成長過程をお楽しいただけます。(2022年6月7日の記事へはこちらをクリック。2021年8月5日の記事へはこちらをクリック)
久々の日本酒で試運転のような感じでしたので、昨夜の徳利は小振りな黒高麗の徳利に登板してもらいました。8月に一度こちらでご紹介していますので、短い登板間隔ですね。容量が一合に満たない八勺程の徳利です。試運転なので、まあこれぐらいでいいですよね(笑)。ちなみに状態は無傷です。
お料理の方はいつも通りにいただきものでしたが、おでんは李朝末期の陶器の鉢に、じゃがいも煮は李朝初期白磁の平盃に、高野豆腐煮は高麗青磁の小鉢に、それと白菜かと思いきやキャベツとお揚げ、人参の炊いたんは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。
第52回老松古美術祭が明日(11/3)より開催
明日から世間は3連休ですね。昨日(11/1)の記事の中でご案内させていただいておりますが、明日3日(金・祝)と4日(土)の2日間、大阪市北区西天満の老松古美術街で第52回老松古美術が開催されます。京都ではなく開催地は大阪なんですけどね。
こちらは毎年春と秋の年に2回開催されます。
この骨董祭は阪神・淡路大震災の復興支援を目的に1995年から始まったもので、参加店数は約40軒ほどです。
当日は各店で無料鑑定・買受けもしておられます。
開催時間は10:00~17:00です。
老松古美術街の最寄り駅は、地下鉄「淀屋橋」駅・京阪電車「淀屋橋」か「北浜」駅より徒歩で10分以内。阪急電車「梅田」駅からですと徒歩15分ぐらいかと思います。
詳細につきましては公式ホームページでご確認ください。
※老松古美術街公式ホームページ https://oimatsusai.jimdofree.com/%E5%8F%A4%E7%BE%8E%E8%A1%93%E7%A5%AD/