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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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祇園祭前祭 山鉾なしの巡行

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年07月18日(土)

DSC 0852 2昨日17日は祇園祭のメインイベント前祭の山鉾巡行、一昨日16日は宵山と、例年なら京都市内は観光客でごった返すところですが、今年は新型コロナ禍で全ての行事が中止となったため、街は全く静かなものでした。

そのため今年の巡行は、前祭を行う山鉾保存会代表者らが京都市の四条通烏丸交差点から八坂神社四条御旅所まで、榊を手に徒歩で巡行し、御旅所で八坂神社に向かって遙拝したようです。

一方、神事である神幸祭の方も神輿の渡御は行なわず、八坂神社から御旅所まで神輿なしの行進のみを行ったようです。閉店後に実家に寄る際に、八坂神社から四条通を西に歩いていく姿を、ちらっとだけ見ましたので。

祇園祭には毎年実家でお寿司の松花堂弁当をいただきます。山鉾巡行も神輿渡御も中止でしたが、今年もお祭りのお寿司だけは例年通りいただきました。以前こちらの記事でもご紹介した千登里亭で、毎年出前をとります。祇園祭のお寿司ということで、例年鱧の湯引きが何らかの形(お造り・お寿司・お澄まし等)で入っていたのですが、今年は無かったのがちょっと残念でした。以前も言いましたが、ここのお寿司美味しいです。隠れた名店です。お店は東山区の団栗川端東にあります。2019年1月9日の記事をご参照ください(2019年1月9日の記事へはこちらをクリック)。

新型コロナウィルスの感染拡大が深刻化し、緊急事態宣言が出されて以降のここ数ヵ月、こちらの記事のネタが食事(料理)ネタに偏重してしまっており申し訳ございません。しかしながら、本当にネタがないんです(笑)。先日「お知らせ」欄でお伝えしたとおり、今月も21日の東寺・弘法市と25日の北野天満宮・天神市は開催の中止が決定しています。これでもう、新型コロナ禍により開催中止が4か月続いています。今月も金社長に会うことができませんね。こちらの方も心配です。

感染者数の方も、東京では連日200名超えの感染者が出ていますし、東京だけでなく全国的に感染者数が増加しています。京都もここ一週間ほどは、毎日10人前後の感染者が出ていますからね。

そんな中、来週22日(水)から政府の観光支援事業「Go To トラベル」キャンペーンが東京都を除外して開始されることが決定しましたね。確かに、観光業界の業績の悪化は深刻ですし、何らかの支援は必要だとは思いますが、感染が拡大する中、ここで人の移動が増えれば当然のことながら、さらなる感染の拡大が心配されますし、そもそも東京を除外して実施したのでは、効果も半減するのではないでしょうかね。給付金の追加など、他の方法での支援の方がよかったと思いますけどね。

新型コロナ禍については、いつ収束するやら先が見えませんね。ワクチンか特効薬が開発され実用化されるようになるまで、1年か下手したらまだ2年ぐらいの長期戦になる覚悟が必要かも知れませんね。どうなりますことやら。心配です。

昨夜の晩酌(三島白黒象嵌蓮花紋徳利の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年07月14日(火)

DSC 0828 2あまり日にちを置かずの昨夜の晩酌です。前回が10日(金)でしたから、2日しか空いていません。でもまあ、今週はこれっきりにして、次回を来週末頃まで空ければ問題ないですから(笑)。

何故こうも早く今月2回目の晩酌になってしまったかというと、お弁当のせいなのです。5月末で終了したはずの「もらいメシ弁当」でしたが、実は今月(7月)に入ってもまだちょくちょくいただいてまして(笑)。昨日いただいいたのが、祇園末吉町 喜久政のお弁当でした。今までも何度かいただいていたのですが、とにかくその内容が写真のとおり日本酒に合いそうなものばかりで、これまでもいただく度に「これで酒飲んだらうまいやろなぁ」と思っていました。しかし、検査前ということなどもあり、これまでは我慢してきたのですが、昨日やっとその願いを遂げることができたのです。大袈裟か(笑)。

副題に挙げた蓮花紋白黒象嵌の三島徳利は、15年ぐらい前にソウル黄鶴洞で見つけたものです。胴の4面に蓮花紋が象嵌されています。口縁に共直しが2箇所ありましたので、金直しにしてもらいました。その際に、2枚目の写真のように高台内にも金継ぎされて帰ってきました。高台内にキズは無かったのですが、底の部分が大変薄く作られており水がシミ出してくるため、気を利かせてしてくれたものでした。確かに底が薄いため、お酒を入れると高台内が真っ黒にシミて来ます。さらに、焼きの甘い発掘品ですので、使った後に乾かすのが大変です。なので、登板機会はどうしても少なくなりますね。容量は1合半程度と独酌によいサイズなんですけどね。

盃の方は、李朝後期~末期の民窯で焼かれたものでしょう。全体に貫入があり、見込みと高台(底)の周辺には赤みが出ています。さらに高台(底)周辺の釉薬はカイラギ状になっており、見どころの多い盃です。井戸手盃と言いたくなりますね。これ、最近はあまり使ってなかったのですが、使い込んで行くと更に貫入は深く濃くなり赤味も増して、正に井戸手盃というに相応しい盃に姿を変えていくタイプのものでしょう。楽しみですが、私はもうそこまで育てられないでしょうけどね(笑)。

カボチャのたね(四条花見小路西入ル北側2軒目了郭ビル1階)のお茶漬け鰻(鰻の佃煮)は、堅手の小皿に盛り付けてみました。堅手小皿は、口径が10.0~10.5cmで平盃としても使えるサイズです。

末吉町の喜久政さん、私は行ったこのがないんですが、一度行ってみたいですね。当店からも近いんですよね。一度どんな感じのお店か、表から探ってみましょう(笑)。

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昨夜の晩酌(三島柳紋徳利の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年07月11日(土)

DSC 0772 3毎日よく降りますねえ、雨が。京都はお昼過ぎの現在は雨はやみ、少し晴れ間ものぞくようにうなっていますが、早朝はよく降っていましたね。今回の豪雨により、九州や岐阜、長野あたりの被害が大変なようです。特に九州は、ここ数年は毎年集中豪雨による被害が発生しており、本当にお気の毒に思います。

また、新型コロナ禍の方も収束の気配はなく、今月に入ってから感染者数が激増していますね。東京は昨日と一昨日2日連続で200人超の感染者が出ていますし、関西でもじりじりと感染者数は増えてきており、昨日は京都でも10人と74日ぶりに二桁の感染者が出ました。どうしたもんでしょうかねえ。とりあえずは、自分にできることと言ったら、家と店の往復だけして大人しくしてることでしょうかね。

そんな中、久しぶりの昨夜の晩酌です。一昨日検査も終わりましたので、昨夜はやりましたよ。新型コロナ禍の中、家飲みは推奨されるべきですよね(笑)。先月末に届いた「菊正宗 濃い辛口パック」の初飲みです。検査終わるの待ってましたからね(笑)(「菊正宗 濃い辛口パック」についてはこちらをクリック)。

柳紋の三島白黒象嵌徳利は、容量が1合3~4勺と独酌にピッタリのサイズです。残念ながら、口の半分以上を欠いており、金直しが施されています。これが無傷完品だったら、結構なお値段になると思いますね。柳紋というのも人気ですからね。穴が少し小さめではありますが、トクトクといい感じでお酒が出ます。こういうサイズのいい三島の徳利も、なかなか見なくなりましたね。

祭器型の白磁盃は李朝末期の分院のものでしょう。「祭器型の盃」と言っていますが、これはこちらが盃として見立てたもので、元々の用途はお酒を飲むものではありませんから、小型の祭器というのが正しいでしょう。小型の祭器も、このサイズのものはなかなか見つかりません。口径が8cm超える物でもなかなか見つかりませんが、これは7cm代です。7cm代の前半だったと思います。昨日自宅で測ったのですが、一晩経ったら忘れてしまいました(笑)。「そんなにすぐ忘れるんだったら、書き留めておけ!」と思うでしょうが、ダメなんです。どこに書いたかも忘れてしまうんです(笑)。

この手の祭器は、たまにソウルの骨董店で見つけても、完品だととんでもない値段を言われてしまいます。これはキズが有りますので、まあ何とか許容範囲のお値段で購入しました。写真では分かりませんが、口縁に上からガンとものを当てた時に出来る、典型的なニュウがあります。

お料理ですが、鱧の落としは伊羅保の小鉢に、ホタルイカとカボチャ、茄子の煮物は堅手茶碗にそれぞれ盛り付けてみました。

今月は3回ぐらい晩酌出来たらなと思っています。

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グリル小宝のち古裂會下見会

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年07月09日(木)

DSC 0750 2今日も早朝から大雨でした。今日は検査の日でした。糖尿の。朝からひどい雨の音を聞いて、起きて病院に行くのが嫌になりましたが、家を出る頃には雨もやんでいて助かりました。そんな訳で朝から京大病院に行って来ました。

検査の結果の方は、数値が0.1だけ上っていました。節酒を続けてたんですけどね、意外な結果でした。甘い物をもうチョット控えないといけないのかな。甘い物を食べるなら、間食や夜食にせず、ご飯の時に一緒に食べるほうがいいと聞いていたので、そうしてたんですけどね。但し、γ-GTPという肝臓の数値は初めて正常値になってまして、これは節酒の効果が出ましたね。まあ、0.1ぐらいは誤差の範囲内ですよね(笑)。次回9月の検査まで、甘い物も少し控えてみましょうかね。

京大病院を後にし、古裂會の下見会のある「みやこめっせ」へと向かったのですが、その前に近くの岡崎道にあるグリル小宝でお昼を食べました。こちらグリル小宝は、ご主人が今は無き祇園富永町の老舗洋食店のグリルたから船で修行をされたのだと聞いています。たから船さんの方は、幼い頃に今は無き祖母によく連れて行ってもらっていました。海老コキールなどという、その当時としてはハイカラなお料理をたから船さんでいただいたことを覚えています。ただ、お味の方はあまりハッキリ覚えていないんですよね。なにせまだ小学生でしたからね(笑)。

そんなことで、懐かしのたから船さんの味を引き継ぐ小宝さんには、ぜひ1度行ってみたかったのですが、行列の店だと聞いていたので、なかなか行けずにいました。今日は平日で朝から大雨だったこともあり、チャンス!と思い京大病院から歩いて行ってみたところ、ねらい通り席が空いていましたよ!

今日はとりあえずオムライスをいただくか、と思いメニューを見てみると大・中・小があるではないですか。検査のため昨日の午後3時ごろにマルシン飯店で遅いお昼を食べた後、何にも食べてなかったので、ガッツリ大で行くか!と思い、店の人に「大はどのぐらいの分量ですか?お米何合分ぐらいとか?」と訊いてみたところ、そういう量については把握していなかったようで、お皿を持って来て「このお皿にこれぐらいです」と言って、お皿の上に手でオムライスを形どるという、なんとも分かりづらい説明をしてくれました(笑)。

まあ、お腹減ってるから食べられるだろうと思い、オムライスの大を注文したのですが、これは大失敗でした(笑)。写真のようなドデカいオムライスが運ばれてきました。この量というのは、決して食べられない、また空腹時においてはそれほどシンドイ分量ではないのですが、美味しく食べられるのは半分ぐらいまでです。オムライスって基本ケチャップライスの味なので、いくら美味しくても食べ続けていると味に飽きてくるのです(笑)。残り半分食べるのはかなり苦痛でした(笑)。テーブルにあった福神漬けを加えながら味を変え、何とか食べきりました(笑)。

誤解のないように言っておきますと、こちらのオムライスは昭和風の薄めの卵に、デミグラスソースが掛かっており、ケチャップライスの方はやわらかめで大変おいしいのですが、さすがに大だと味に飽きてしまいます。そういえば、今は無き市役所前(寺町御池上る)のアローンさんのオムライス食べた時も、後半ケチャップライスの味に飽きて苦戦したのを思い出しました(笑)。進歩がないですね。学んでない(笑)。アローンさんのオムライスは普通サイズで、こちらより大きかったですけどね(笑)。

そういう訳で、こちらでオムライスを注文される際には、中か小をお勧めします。お値段は大が1,570円、中が1,050円、小が680円(全て税込)です。

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食後、本日からみやこめっせで開催中の古裂會の第113回入札オークションの下見会に行って来ました。今回は【特集】祇園御霊会 屏風祭です。古裂會の下見会も前回5月は会場のみやこめっせが使えず、本社での予約制下見でしたが、今回はまたこちらの会場に戻って来られましたね。新型コロナ禍の中、朝から大雨で来場者も少ないかと思っていたのですが、思ったよりは人がいましたね。でも、韓国の物はやっぱり少ないですね。

古裂會の下見会は今日・明日開催され、明日10日は10:00~16:00の開催時間となります。ちなみに次回第114回は9月中旬で調整中で、会場は同じみやこめっせの予定のようです。次回は【特集】中国 朝鮮ですので、期待してみましょう。

明日はまた、10時から実家で月参り、その後平安蚤の市へと、また忙しい1日になりますね。明日、お天気が心配ですね。そんな訳で、明日も開店13:00になります。

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今年初、本当に久々のマルシン飯店

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年07月08日(水)

DSC 0727 2今日は水曜日でお休みです。それにしても、よく雨が降りますね。昨夜というか、きょう未明から早朝にかけて、京都でも相当ひどく降りました。幸いこちらでは大きな被害は出ていませんが、九州をはじめ、日本列島のあちこちでこの豪雨による被害が出ていますね。特に九州については、2016年に大きな地震による被害があってから、毎年のように集中豪雨や台風の被害に見舞われており、本当にお気の毒に思います。

天気予報を見てみると、まだ今後一週間ぐらいは全国的に雨の天気が続くようで、梅雨が明けるような気配も見られません。そうです、今梅雨なんですが、梅雨時の雨ってこんな豪雨ではなくて、毎日しとしとと続く雨だったと思うのですが、ここ5,6年前からでしょうかね、こんな台風に時のような雨になったのは。近畿地方は明日また大雨になるようです。皆様もどうぞお気を付けください。

で、久しぶりのブログ更新です。とにかくネタが無くて、実は5日(日)の東寺ガラクタ市にでも久しぶりに行ってこようかと、前日の夕方までは思っていました。ところが、夜になって天気予報を確認したら、5日(日)は朝から雨の予報で降水確率50%でしたので、これは雨降るから行ってもあんまり店出てないだろうと思って、行くのを取りやめました。結局その日は雨降らなかったんですけどね(笑)。検査も近いので晩酌もできませんからね(笑)。

それで本日は、こちらも本当に久しぶりに東山三条の中華料理 マルシン飯店でお昼ご飯を食べてきました。今年初めてですし、調べてみたら、昨年10月依頼だったんですね。まあ、4月5月は新型コロナ禍でお店の方が臨時休業中ではありましたが。こちらマルシン飯店は、いつも行列のお店であることは、充分に把握しておりますので、今日は3時過ぎに行って来ました。さすがに並んで待つことはなく、相席もせずに食事ができました。こういう時期ですので、こちらでも相席になる場合は、大きめのテーブル席で真ん中に仕切りのボードを置いて座ってもらうようにしてましたね。お客さんがおられたので写真は撮れなかったんですけどね。

本日は中華定食Aをいただきました。内容の方は写真のように、酢豚と唐揚げにサラダ、ライスとスープ付きです。ただ、久しぶりに行ってみると、以前よりボリュームが無くなったように感じたのが残念でした。実は、午後3時過ぎに行ったのは行列を避けるためだけではなく、明日検査がありますので、晩ご飯は抜きになるので遅めのお昼をがっつり食べておきたいということもあってのことでした。中華定食Aはお値段870円です。

そんな訳で、明日は午前中に京大病院で検査、その後は岡崎公園内のみやこめっせで古裂會の入札オークションの下見会に寄ってからの開店になりますので、先にお知らせしている通り営業時間が13:00~18:00になります。明後日10日(金)も実家での月参りと平安蚤の市に立ち寄ってからの開店になりますので、同様の営業時間になります。古裂会は屋内ですので大丈夫でしょうが、平安蚤の市の方は当日のお天気がどうでしょうね。心配なところです。

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今日から7月(2020年)

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年07月01日(水)

今日から7月です。新型コロナ禍で、4月・5月・6月とここ3か月は骨董関係にイベントは開催中止が続いていましたが、ようやく今月からは再開される見通しです。祇園祭の山鉾巡行は開催中止が早くから決まっています。

第1日曜日の5日(日)は東寺で京都東寺ガラクタ市が、10日(金)は岡崎公園平安神宮前広場で平安蚤の市が、21日(火)は東寺・弘法市が、それぞれ開催決定しています。25日(土)の北野天満宮・天神市は、開催決定との案内は出ていませんが、中止の案内もありませんので、まず開催されるものと思います。

あと、古裂會の第113回入札オークションの下見会が岡崎公園のみやこめっせで9日(木)と10日(金)に開催されます。9日(木)は10:00~17:00、10日(金)は10:00~16:00の開催になります。今回は【特集】祇園御霊会 屏風祭です。

以上のイベントにつきましては、今後の状況により予定の変更などが生じることがあるかもしれませんが、そのような場合は速やかに本ホームページ上の「お知らせ」欄にてご報告いたしますので、ご確認ください。

開催自粛中だった骨董市や競売が、ようやく開催されるようになるのは嬉しいことですが、ここに来て、東京では連日50人超の感染者が出ていますし、全国の感染者数も増加傾向が顕著になってきました。緊急事態宣言が解除され、先月19日には他府県への往来も可能になり、人の移動が活発になりましたので、当然の感染者増加ではありますが、心配な増加水準になってきましたね。この分では海外への往来が自由になるのは、まだまだ先のことになりそうですね。年内にソウルに行けたらいいのになあ。

昨日の晩に、注文していた「菊正宗 濃い辛口パック」1.8L×6本が届きました。私、実は日本酒は辛口のお酒が好きで、基本的に菊正しか飲まないのです。「♪やぁっぱり~ 俺はあーあああ~ 菊正宗~」の菊正宗ですね(笑)。世間で「いい酒」「うまい酒」と言われているお酒を、たまに勧められて仕方なく飲んでみることはありますが、「どう?」と訊ねられると「あまい」とか「しつこい」としか答えられないんですよね。どうも世間で評価の高いお酒の味って、私には「薄あま」か「しつこい濃いあま」にしか感じられないんですよね。まあ、折角人が勧めてくれているんですから、適当にうまいうまいと言っとけばいいのかも知れませんが、どうもそういうのができません。テレビの食レポなんて絶対無理でしょうね(笑)。あんなもの、本当のことばかり言ってたら番組になりませんからね(笑)。

飲食店で、菊正を置いてる店って少ないんですよね。それで私は外では日本酒をほとんど飲みません。なので菊正で家飲みのために、今回この「菊正宗 濃い辛口パック」1.8リットル6本を購入しました。実はこの商品、この春で販売終了となって倉庫に残っていた在庫を、ネットショップ会員に特別価格(5,820円、26.3%割引)で販売していた物です。これで晩酌して「昨夜の晩酌」の記事書くぞ!と言いたいところですが、9日(木)にまた検査がありますので、これで一杯やるのは、それが終わるまでお預けです(笑)。

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夏越の祓と水無月

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年06月30日(火)

DSC 0664 2今日は6月30日です。この日は「夏越祓(なごしのはらえ)」といって、多くの神社では神前に茅の輪を立て、この半年の罪や穢れを祓い、無病息災・疫病退散を祈願してこれをくぐる茅の輪くぐりが行われます。

今日は開店前に大雨の中、八坂神社の茅の輪をくぐってきました。昨年も今日ほどひどくはなかったですが、雨の中を修学旅行生が茅の輪をくぐっている姿が見られましたが、当然のことながら今年は修学旅行生の姿はありませんでしたね。外国人観光客もそうですが、修学旅行が来ないというのも、京都の特にホテルや大型の旅館といった宿泊業界にとっては大打撃ですね。今年は修学旅行が中止になってしまう学校も多いようですからね。

また、八坂神社では3月から新型コロナウイルスの感染の収束を祈願して、通常の年の2回(6月30日の「夏越の大祓式」と、祇園祭の最終日7月31日の「疫神社夏越祭」)以外では、コレラが流行した明治10年以来143年ぶりに「茅の輪」を特別に設置していましたが、今日は新しい茅の輪に変わっていました。今日は当然青々とした真新しい茅で作られた茅の輪でしたが、それまでの新型コロナウイルス感染の収束祈願として設置されていた茅の輪は、茅が茶色に変色したものでした。通常、茅の輪と言えば新しい青い茅で作られたものなのですが、あの茶色の茅の輪には、何か意味があるのかと思い後で神社に電話して訊ねてみたところ、元々は新しい茅で作るのだが、時間が経つと茶色に変色するので、その都度また新しいものに張り替えていたとのことでした。私はこの間、2度八坂神社の茅の輪を見に行きましたが、いづれの時も茶色い茅の輪でした。変色して張り替える直前ばかりを見ていたようです(笑)。

茶色い茅の輪の写真は4月11日と6月1日の記事にございますので、ご参照ください(4月11日の記事へはこちらをクリック。6月1日の記事へはこちらをクリッ)。

また京都では、無病息災、邪気払いのため、今日6月30日に写真の「水無月」というお菓子を食べる風習があります。小豆がのった三角形のお菓子です。水無月というお菓子の由来や詳細につきましては、昨年6月30日の記事に詳しいので、そちらをご参照くださいね(昨年6月30日の記事へはこちらをクリック)。 本日は、ノーマルタイプと黒糖、抹茶の三種類をお昼にいただきました。今年も写真のように、李朝白磁祭器台皿にのせてみました。

それにしても、雨がよく降りますね。昨日の夜遅くからずっと続いていますからね。まあ、梅雨ですから仕方がないんですけどね。でも、降り方が梅雨の降り方ではないですよね。集中豪雨型というか。去年みたいに、水害が頻発しなければいいんですけどね。心配になりますね。

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かぶら蒸し 一平茶屋

カテゴリ: 京のお食事処 作成日:2020年06月28日(日)

DSC 0642 2昨晩、川端四条下ルの「一平茶屋」さんに行ってきました。

こちらで一平茶屋さんをご紹介するのは、これが4回目になります。一平茶屋さんは大正時代から続く京料理のお店で、お店の建物がほぼその当時のままです。最近よくある「祇園のお茶屋を改修しました」といったお店とは違います。

2階には20名ぐらい入れる大きな個室が1室と、2~5名程度の小さい個室が2室あります(但し、今は新型コロナウィルスの感染予防のため、その半分ぐらいの人数での使用になっていると思います)。こちらへ来る時は、いつもお二階の個室を利用します。昨夜は、ご高齢の方々の同窓会のご一行が来ておられたので、小さい個室でいただきました。

こちらは「かぶら蒸し」が名物なのですが、その他のお料理も京料理らしい、大変繊細で手の込んだ品々が出て来ます。昨晩は上かぶら蒸し定食をいただきました。本当は、個人的にはこの季節ですので、鱧コースの方がよかったのですが、ご同行いただいたTさんより、ぜひこちらのかぶら蒸しを食べてみたいとのことでしたので、合わせました(笑)。

この日は、先付の南瓜胡麻豆腐のアスパラ・オクラ・ジュンサイ添え、八寸(鯖寿司・蛸の柔らか煮・モロコの南蛮漬け・山桃等)、お刺身(鱧の湯引き・鯛・イカ)、かぶら蒸し、カツオのたたき、鮎の塩焼き、ハタハタの天ぷら、ちりめん山椒ご飯、赤だし、漬物といった内容でした。これでお値段は、一人前6,000円(税込6,600円)と大変リーズナブルです。

現在、営業時間が12:00~14:00、17:00~20:00となっており、 しばらくの間は水曜日・木曜日の連休となっていますので、ご注意ください。ご予約のお問い合わせは、電話(075-561-4052)にてお願いいたします。ご予約の際には、ぜひとも2階の個室をご指定ください。こちらで食事をする際には、お二階に上がってこそお値打ちですよ。

今回もまた、いつものように、お店の外観写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)。すみません、お店のホームページ見てくださいね(笑)。

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北野天満宮 御誕辰祭

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2020年06月25日(木)

DSC 0584 3本日25日は、本来ならば北野天満宮の天神市なのですが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、市の方は開催中止です。 しかしながら、6月25日は菅原道真公のお誕生日の祭典である御誕辰祭で、楼門の大茅の輪くぐりや本殿前の茅の輪くぐり等は、例年通り行われましたので、朝店を開ける前に行ってきました。市が中止になって露店も一切出ていませんでしたので、境内も神社東側の御前通もガランとして、広々していました。 25日以外にこちらへ来ることは無かったので、こういう天満宮を見るのは初めてでした。

御誕辰祭には、真夏を迎えるにあたって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われますが、毎年モラルのない参拝者達が大茅の輪の茅を引きちぎって持ち帰えるのを見て、情けなく腹立たしい思いをしておりました。しかし、ようやく今年からは、神社側が対策をとり始めまして、楼門の前で茅の付いた小さな茅の輪を、新型コロナウィルスの感染予防と終息を願う「茅付 茅の輪守」として販売し、大茅の輪の茅をとらないようにと神社の人が注意するようにしていました。そんな訳でして、今年の大茅の輪は無事でした。

今年は市の方が中止で人が少なかったので、何とか整理がついていましたが、来年からまた市が開かれて人が多くなったとしても、これを続けて行ってもらいたいものです。

拝殿の前には、例年通り厄除け・病気除けとして写真の小型の「茅の輪」の授与があります。こちらは茅の付いていない茅の輪だけの物です。今年もこれを買って周りの人たちに配ります。いつもお野菜やお米を送って下さる長野のNさんにもお送りします。最後の写真は、拝殿前に設置された小さめ(これが普通のサイズです)の茅の輪です。

今月も新型コロナ禍のため、骨董関係のイベントはすべて中止になりました。元々は、明日26日(金)から3日間は、伏見区竹田のパルスプラザで、恒例の京都アンティークフェアが開催される予定でしたが、こちらも中止になっています。

今月も弘法さん、天神さんともに開催中止となりましたので、またしても金社長に会うことはできませんでした。来月には、多分両方の市とも開催されると思いますので、来月こそは元気な金社長の顔が見られることを期待しています。

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昨夜の晩酌(復活刷毛目平盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2020年06月20日(土)

DSC 0549 2久しぶり、今月2回目の昨夜の晩酌です。先週は久しぶりに祇園の韓国料理・韓日亭で焼酎を飲みましたので、家飲みはお休みしました。来月はまた検査がありますので、今月は多分これが最後でしょうね。

徳利は、一昨年にもこちらで紹介した「고사리(コサリ、日本語で蕨(わらび)」紋の絵高麗です。容量は1合7勺ほどです。前回こちらでご紹介した時以来の登板でした。まだタイトルに副題を付けていない頃の「昨夜の晩酌」でした(前回の記事(2018年11月20日作成)へはこちらをクリック)。

刷毛目の平盃は、直しに出していて4月に無事帰って来たものです。この刷毛目は、薄掛けの白泥で申し訳程度に描かれた刷毛目なのですが、良く使われていいアジが付き、トロトロに育っています。これ、サイズもよく気に入っていたのですが、自宅の棚に他の平盃と一緒に積んで置いていたところ、奥にある物を取ろうとした時に倒してしまい、これだけが3つに割れてしまいました。それで、直しに預けていたのですが、先日戻ってきた姿を見て、その素晴らしい出来栄えに喜んでいます。やっぱり、プロの仕事は技術が高いですね。ありがたいです。金継ぎの部分が見やすい写真もあげておきますので、よくご覧ください。

お料理の方ですが、白菜とお揚げの炊いたんは三島の小鉢に、胡麻豆腐は李朝末期分院の染付なずな紋小皿に、鶏の肝煮は李朝初期堅手小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

昨日から、新型コロナウィルスの感染防止のための休業要請が全面解除され、他府県への往来も可能になりました。今日も店まで歩いて来ましたが、清水寺に通じる五条坂や茶碗坂に観光客の姿がチラホラと見え始めました。プロ野球も無観客ながら昨日から開幕しましたね。しかしながら、今も東京では毎日30人、40人といった規模で感染者が出ていますので、感染予防の対策は引き続き行いつつ、少しづつまた、以前のような日常生活が戻ってくるといいですね。

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