昨夜の晩酌(キズ物刷毛目コンビの巻)
活発な前線と低気圧などの影響で、西日本を中心に梅雨末期の大雨となっている地域があり、土砂崩れが発生した地域もあるようです。幸いこちら京都市ではそれほどの大雨は今のところ降っておりません。ここ数日は強い雨が降る時間帯が深夜や早朝のことが多いので、移動などに差支えが無く助かっています。
まあしかし、線状降水帯による集中豪雨に見舞われた場合、最も危険なのが就寝中の時間帯なんですけどね。そういうことの無いように願います。長期予報を見ていますと来週の後半からはお天気の日が続くようですので、そこらあたりで梅雨明けになるんでしょうかね。
昨夜は以前にいただきていた三条寺町のすき焼きの三嶋亭のステーキ肉のみそ漬けが賞味期限を迎えておりましたので、それを焼いて晩酌しました。
写真を見ると肉がすごく焦げているように見えると思いますが、これ普通のステーキではなく味噌漬けなので、どうしてもこうなってしまうんですよね。言い訳しときますね(笑)。
副題にもありますように、昨夜の酒器はキズ物の刷毛目徳利と盃のコンビになりました。以前にもこの組み合わせがあったか無かったか、もう忘れてしまいました(笑)。6年ほどやってますからね。もう思い出せないんです(笑)。
刷毛目の盃は、口径が9.5cm~9.8㎝と最大径でも10cm切りの貴重なサイズです。こちらでももう何度かご紹介した物です。薄掛けの白泥で描かれた刷毛目で、長年の使用によりいい感じに味がついており、とろとろによく育っています。アジ付き過ぎの刷毛目平盃です。
これは入手時には無傷完品だったのですが、割ってしまい金継ぎしてもらっています。当時この手の刷毛目なども含む平盃が自宅に沢山ありましたので、それらを棚の中に数個ずつ積み上げて置いていたのですが、後ろにある物を取ろうと手を伸ばした際にそれらを倒してしまい、その際にこれだけが割れてしまったのです。きれいに3つに割れましたので、きれいに継いでもらうことができてよかったです。
刷毛目の徳利の方は、最初からのキズ物です。ただ入手時には口部の金継ぎされている部分だけが共直しだと思っていたのですが、持ち帰ってから煮沸してみると胴部に白泥の剥がれを共直しされている箇所が多数現れました。口部とか高台部は共直しが無いか気を付けて見るのですが、この例ように胴部の共直しは上手にしてあるとなかなか分からないですね。
しかしながら、サイズも容量1合2勺程と独酌に最適なサイズですし、胴部2箇所に刻まれた二重の輪線がこの徳利の姿をピリリと引き締めていますね。
お料理の方ですが、三嶋亭の牛ステーキ肉のみそ漬けは李朝初期の堅手皿に、おからは高麗青磁の輪花形小皿に、蕨とお揚げと田舎こんにゃくの煮物は李朝初期白磁に小鉢に、生姜の甘酢漬けは李朝初期白磁の平盃にそれぞれ盛り付けてみました。
平安蚤の市と古裂會第137回オークション下見会
本日は左京区の岡崎公園内で平安蚤の市と古裂會の第137回オークション下見会があったので、両イベントに行って来ました。同じ岡崎公園内での同時開催でしたので、一度に2つのイベントを見られてお得でしたね。
今日は10日でしたので10時から実家での月参りを終えてからになりますので、現地到着は11時頃になりました。しかし今日は水曜日で定休日でしたので、その後に店を開けることを考えなくてよかったので気が楽でしたね。
まず先に岡崎公園内の平安神宮前広場で開催されます平安蚤の市の方から見学しました。天気予報では今日は午後から雨の予報でしたので、開催されないのではないかと思っていたのですが、昨日の昼に開催が決定しましたね。実際に午後から雨は降りましたが、思っていた程には酷い降りではなかったですね。降り始めも3時過ぎ頃でしたかね、遅めでしたしね。
お天気の不安はあったのですが、露店の出店も人の出の方もいつものように多かったですね。でもただやっぱり蒸し暑かったですね。それで早々に退散して室内でエアコンの効いた古裂會の下見会会場の方へと移動しました(笑)。
次回は8月9日(金)に開催の予定です。但し、雨天中止の場合があります。来月はさらに暑そうですね。
同じ岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)に移動し、涼しい古裂會の第137回入札オークションの下見会の方も見てきました。会場のみやこめっせ(京都勧業館)までは徒歩1分以内の近距離で、ロームシアター京都の真向かいです。
今回は7月ということで【特集】祇園御霊会屏風祭 です。屏風や掛け軸が多く出品されていましたね。以前は祇園祭の山鉾の絵の掛け軸や祇園祭の巡幸の屏風などが、多く出品されていたのですが、ここ数年そういったものの出品が少なくなりましたね。今回はNHKの大河ドラマの影響なのでしょう、源氏物語の屏風が結構出品されていました。またそういうタイムリーなのが売れるんでしょうね。
こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられまして、2か月に1回奇数月に下見会が開催されます。
下見会は明日11日(木)も同じ会場のみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されます。明日は開催時間が10:00~16:00です。また東京でも7月14日(日)・15日(月)の両日に東京プリンスホテルで下見会が開催されます(予約制)。
次回は【特集】中国 朝鮮で、9月6日(金)・7日(土)に会場は同じみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されます。
昨夜の晩酌(牡丹と蝶の巻)
毎日暑いですね。京都は最高気温が一昨日は34℃、昨日が35℃で今日は36℃の予想となってますね。3日続けてほぼ猛暑日です。まだ梅雨も明けてないのに、この時期にこの暑さは応えますね。特に京都の場合、気温だけではなく湿度が高いのでしんどいです。
そんな訳で今日、今年初めて店まで出て来るのに市バスを利用しました。清水寺近くの自宅から古門前の店まで毎日徒歩で往復してるんですが、まあもうこれからは、出勤時はバスに乗らないと耐えられませんね。
でも引き続き帰りは歩いて帰ります。夕方6時頃でもまだ結構蒸し暑いですが、家に帰ったらクーラーかけて部屋でひっくり返っていればいいだけですのでね(笑)。既に就寝時は朝までクーラーつけっぱなしです。電気料金の請求額が恐ろしいです。夏本番はまだこれからですからね。これからまだ2か月ほどの間、こんな気候が続くかと思うと考えただけで気が重くなりますね。
そんな猛暑の中での昨夜の晩酌です。昨夜は鱧の落とし(湯引き)で一杯やりました。
盃は李朝後期分院の染付です。またサイズを測って来るのを忘れてしまったのですが、口径が5cmぐらいで高さが6㎝ぐらいだと思います。小さ過ぎず小さい、私の好きなサイズの部類に入りますね。胴部に染付で牡丹と蝶が描かれています。見込みに書かれた文字はちょっと判読できませんが、大体この手の物の見込みにかかれる文字は「福」か「壽」ですので、「福」なのかなと思っています。染付の色が青くなく黒っぽいのが少し残念ではあります。高台の欠けに金継ぎがあります。この盃もこちらでご紹介するのは初めてですが、最近入手したものではありません。もう20年ぐらい前になるかも知れませんが、これを含めて4点の分院の染付盃を1年ほどの間に入手しました。その当時、分院の染付盃が欲しくて一生懸命探してようやく入手した物でしたが、入手後は登板頻度が低かったですね(笑)。この手の盃は必ず持っておきたいものの一つなんですが、実際に飲む時には、李朝の後期から末期頃の民窯の貫入の入ったよく育つ手のものに手が行くんですよね(笑)。
徳利はこちらで最も登板回数の多い三島です。口部に大きな欠けがあって金継ぎされています。キズがありますが、釉薬に全くカセがなくすべすべとしたきれいな肌です。容量も1合2~3勺程とよいサイズです。象嵌の柄もシンプルでよいです。今日の徳利どれにしようかと迷った時に手が行く徳利です。
お料理の方ですが、鱧の落とし(湯引き)は李朝後期分院の白磁皿に、じゃこおろしは伊羅保手の小鉢に、玉子豆腐は三島の小皿に、お漬物は高麗青磁の面取八角小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。
今日から7月 2024年
7月になりました。まだ梅雨が明けませんので気温はそれほど高くないのですが、今日もまた蒸し暑いですね。梅雨が明けるとまた8月末から9月初め頃まで猛暑日が続くんでしょうね。台風の接近や上陸、集中豪雨といったこともあるでしょうね。雨が続くのも猛暑も台風や集中豪雨も全部嫌ですね。これから2か月半ほどの間は、1年の中で一番体のしんどい心配事の多い時期ですね。
今月の京都の骨董関連イベントは下記の通りです。今月は古裂會の第137回入札オークション下見会開催されますね。今回は【特集】祇園御霊会屏風祭 です。
7日(日) 東寺ガラクタ市
10日(水) 平安蚤の市(開催地:京都市左京区岡崎公園内平安神宮前広場)
古裂會 第137回入札オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内「みやこめっせ」京都市勧業館)
11日(木) 古裂會 第137回入札オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内 「みやこめっせ」京都市勧業館)
21日(木) 東寺・弘法市
25日(月) 北野天満宮・天神市
今日1日の切符入り(神事始め)で祇園祭が始まります。今日から今月末まで1か月間に渡る祭礼です。16日の宵山、17日の山鉾巡行と神幸祭のあたりが、混雑と交通規制で特に大変なことになります。
今年は夏土用の期間が7月19日~8月6日で、その間に丑の日が7月24日(水)と8月5日(月)の2回なんですね。またお昼に鰻重食べに行ってご報告します。鰻は土用の丑の日で以外でも結構いただいて食べてますけどね(笑)。でもまあ、そこは特別な日ですからね(笑)。
大祓式(夏越祓)と水無月 2024
昨日お伝えした通り今日は6月30日ですので、例年通り店に来る前に八坂神社の茅の輪をくぐりに行って来ました。
本日6月30日は1年のちょうど折り返しにあたる日で、多くの神社で「夏越祓(なごしのはらえ)」といって茅の輪を立て、これをくぐる茅の輪くぐりが行われます。その年のこれまでの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災・疫病退散を祈願するものです。
今年は本殿の横(西側)に茅の輪が立てられていました。八坂神社に着いたのが9時45分ぐらいと早目の時間で、雨も降っていましたので人は少ないだろうと思っていたのですが、結構な人数の人達が傘をさして並んでいました。
天神さんなんかの場合でしたら、次々と待ってる人たちが続いて茅の輪をくぐって行くんですが、ここでは一組ずつ8の字にくぐって行くのが終わるのを待ってから次の人がくぐるというやり方をするので、ものすごく時間がかかります。ここは毎年そうなんですよね。
そんな訳で、さすがにちょっと時間がかかり過ぎる感じでしたので、今回は写真だけ撮って来ました。25日に天神さんで大茅の輪と普通の茅の輪を、26日には平安神宮と安井金毘羅宮でもくぐって来ましたのでね。まあ今日はもういいでしょう(笑)。
今年も祇園鳴海屋で水無月を買って来ました。水無月は無病息災、邪気払いのため、京都では一年の折り返しである6月30日に食べるお菓子です。水無月の小豆は悪魔祓いを三角形の白ういろは暑気払いの氷を表したものです。なので私が子供の頃は白ういろの物だけでしたが、今は写真のように抹茶味や黒糖味の物もあります。
今年もまた1年の折り返しの今日、水無月を食べられまして大変幸せに思います。皆様どうぞお体ご自愛ください。
昨夜の晩酌(初登板の小さい半筒の巻)
警報級の雨と今週の初めぐらいから言われてきましたが、幸いこちらではさほど大雨には見舞われずにここまで来ました。一昨日の夜中というか日が変わってからですので、昨日の未明から朝にかけては強い雨が降りましたが、警報が発令されるまでではありませんでした。
今日は朝からいいお天気です。ただ今夜からお天気が崩れ出して、今の週間予報では来週は全て雨マークがついてますね。まあ梅雨だから仕方ないですね。
昨夜は「のと正」の鰻弁当をいただきましたので、急遽飲みとなりました。のと正は京都市東山区の松原通大和大路西に入ったところにある川魚屋さんです。私の母校の小学校がこの近くにあったんですが、随分前に廃校になってしまいました。しばらく建物は残っていたのですが、3年前でしたかね、取り壊しが始まって現在ホテル開業に向けて工事中です。
そんな場所にあって、その当時からよく知っていた「のと正」だったのですが、最近まで店名を「のとまさ」だと思っていました。しかし実は「のとしょう」だったんですね(笑)。
さて昨夜の酒器ですが、小さい半筒の盃はこちらでご紹介するのは初めてになります。ごく最近に入手した物ではありません。4、5年は前になるでしょかね。ソウル踏十里骨董商街で見つけたものです。ちょっと測って来るのを忘れてしまったんですが、口径が6cm前後だったと思います。小さい盃なんですが、これぐらいが私は個人的には好きです。これより小さくなってしまうと今度はちょっと小さ過ぎるんですよね。個人的な好みですが、小さ過ぎず小さい、盃はこれがいいですね。後期~末期の民窯の作でしょう。フォルムもかわいくていいですね。
李朝初期堅手の徳利は、これまでに何度もご紹介したものです。青みがかった釉薬がきれいです。容量1合3勺程度と独酌用に最適なサイズです。穴が大きいので使いやすくていいですね。口部に2か所大きめの金継ぎがあり、高台には窯キズもあります。キズや直しは残念ではありますが、その分普段使いには気楽に使えていいですね。
お料理の方ですが、海老豆(煮豆)と小鮎の甘露煮は分院末期の染付皿に、モズク酢は三島の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。海老豆(煮豆)と小アユの甘露煮も「のと正」の商品です。
小鮎は琵琶湖産の鮎で子供の鮎という訳ではなく、これで大人なんです。琵琶湖の鮎は食物の関係で、河川にいる鮎のように大きくはならないのだそうですよ。
明日(6/28)から第89回京都アンティークフェア開催
明日(6/28)から3日間、伏見区竹田の京都パルスプラザで第89回京都アンティークフェアが開催されます。京都アンティークフェアは、年3回3月・6月・10月に開催される西日本最大規模の骨董市です。第89回ということは年3回開催ですから、もう始まってから30年ぐらいになるんですね。
コロナ禍以降は以前に比べると出店数が減りましたが、以前多い時は全国から300店以上の骨董店が集まりました。かつては会場が1階だけでなく2階も使用していましたが、現在は1階のみの使用で開催されています。
期間中は地下鉄竹田駅から会場の京都パルスプラザまで無料の送迎バスが出ています。開催時間は28日と29日は10:00~17:00、最終日30日は10:00~16:00までです。
屋内での開催ですから雨天でも関係なく開催はされると思いますが、天気予報では今夜から明日(28日)にかけて京都の天気は雨で、しかも特に明日は警報級の雨になるかも知れないと言われていますのでね。警報が出た場合の開催の可否はどうなるのでしょうかね。JRが運行を取り止めたりしたら、当日混乱を招くでしょうね。大丈夫だとは思いますが。
警報発令時の開催について等、その他京都アンティークフェアについての詳細につきましては、公式ホームページでご確認ください。
※京都アンティークフェア公式ホームページ
下の写真は「縁切り縁結び碑(いし)」で知られる京都市東山区の安井金比羅宮の茅の輪です。昨日の帰りにたまたまこちらの神社を通り抜けたところ、茅の輪が立っていましたのでくぐって来ました。
30日は八坂神社の茅の輪もくぐって、例年通り水無月を食べる予定です。
平安蚤の市 2024年6月26日
平安蚤の市が今月は2回開催で本日も開催されました。今年は梅雨入りが遅かったですが6月というと梅雨時期ですので、なかなか開催が難しいところなのですが、今月は無事に2回とも開催できましたね。弘法さんや天神さんと違ってこちら平安蚤の市は雨天中止の場合がありますのでね。先週あたりまでの天気予報の週間予報などを見ていると、今日の開催は難しそうな感じでしたけどね。
今日は水曜日で定休日で、さらには月参りもありませんでしたので、9時半ごろに現地入りしました。お天気は曇りでしたが、時々薄日が差すような時もあり、ちょっと予想外な感じでしたね。
予想外といえば、露店の方は普段通りそこそこ出ていたのですが、いつもに比べると来場者の方がやや少ない感じでしたね。やっぱり、お天気の方を心配して出掛けるのを取りやめた人も多かったんですかね。
今回は骨董の会で一緒だったNさんご夫婦は、明後日からの京都アンティークフェア(6/28~30 伏見区の京都パルスプラザで開催)に出店されるため、そちらの準備があるので出店されてませんでした。
古裂會さんはいつもの場所に出店されてましたね(写真2番目)。古裂会さんの次回のオークション下見会は来月の10日(水)・11日(木)に同じ岡崎公園内のみやこめっせ(京都勧業館)で開催されますね。次回オークションのカタログを置いてられましたね。
昨日は北野天満宮・天神市、今日は平安蚤の市と2日続けての骨董市でした。1日置いて明後日28日(金)から3日間は、先述のとおり伏見区竹田の京都パルスプラザで京都アンティークフェアが開催されます。
今日平安神宮の応天門のところに茅の輪がかけられていましたので、昨日に続きくぐって来ました(写真14番目、最後から2番目)。また30日には八坂神社の茅の輪もくぐりに行って来ます。
平安蚤の市の次回開催日は7月10日(水)です。無事開催されれば、古裂會の入札オークション下見会と同じ岡崎公園内でのダブル開催になりますね。
北野天満宮・天神市 御誕辰祭 2024年
今日は25日天神さんの日です。本日6月25日は、菅原道真公のお誕生日の祭典である御誕辰祭です。朝から北野天満宮の天神市に行って来ました。
御誕辰祭の今月は、楼門に掛けられた大茅の輪をくぐって無病息災を願う「大茅の輪くぐり」が行われます。1年の折り返しとなる6月になるとあちこちの神社で茅の輪が立てられ、この茅の輪くぐりが行われますが、こちら北野天満宮の大茅の輪の大きさは、日本一かどうかは分かりませんが京都では一番大きいはずです。
過去コロナ禍前頃まではモラルのない参拝者達が大茅の輪の茅を引きちぎって持ち帰えるため、午前中に大茅の輪が竹の枠だけになってしまうという、情けない状態が続いた時期がありました。
しかしその後、楼門のところで茅の付いた小さな茅の輪を「茅付 茅の輪守」として販売し、大茅の輪の茅をとらないようにと神社の人が注意するようになってからは、そのようなことが無くなり本当によかったです。
また本殿前には一般的なサイズの茅の輪が設置されており、こちらの方もくぐって来ました(写真5番目と6番目)。
今年もまた夏越の厄除け・病気除けの「茅の輪守」(写真8番目と9番目)を買って帰って来ました。またいつも通りこれを周りの人たちに配ります。
今日はお天気の方が心配されていましたが、何とか大丈夫でしたね。小雨がパラつくような時間帯もありましたが、傘無しで出歩けないレベルでは無かったですからね。
今日はメダカの販売をしているお店が出ていましたね。年に1度か?2度か?それぐらいのペースで出店されているようですね。メダカの写真を撮らせていただきました。金魚か錦鯉かというようなきれいな色のメダカがいましたね(写真11番目)。このように交配させて作ったメダカが今人気だとテレビなどで見たことがありましたが、実物は初めて見ました。
上七軒歌舞練場にビアガーデンのぼんぼりが立っていましたが、まだ準備中で開催期間は7月1日(月)~9月7日(土)のようですね(写真最後)。
明日の平安蚤の市も開催が危ぶまれていましたが、開催が決定しましたね。明日もまた行って来ます。
昨夜の晩酌(無地刷毛目大盃の巻)
近畿地方も今日から梅雨入りしたようです。平年より半月ほど遅い梅雨入りだそうです。これから鬱陶しい天気が続くのかと思うと気分が落ち込みますね。梅雨が明けたら今後はまた猛暑でしょうからね。考えただけでもしんどいですね。
今日は21日で東寺・弘法市の開催日ですが、昨日の夜遅くから朝まで雨でしたので行っていません。昨日の夜に天気予報見た時点で決めてました。昼前の午前10時ごろからは雨も上がりいいお天気になりましたが、天気予報が雨で朝雨が降っていると露店の出店が少ないですからね。
ただ、25日の天神さんは大雨が降ったとしても必ず行って来ます。今月は茅の輪くぐりですからね。茅の輪守りも買って来なければなりませんのでね。
弘法さんの代わりという訳ではありませんが、昨日はソウルで買ったキムチの残りを使ってトゥプキムチ(豆腐キムチ)を作って晩酌しましたので、そちらの報告をさせていただきます。
材料は白菜キムチと玉ねぎ、豚肉、ネギ、ゴマです。キムチはもうだいぶ日にちが経っていましたので、酸味が強くなって来てましたね。日にちが経って酸味が出てきたキムチは、このように炒め物にするか鍋にするのがいいですね。豆腐がいつも買うものと違ったので切り方が難しくて、一欠けのサイズがいつもより小さくなってしまいましたね(笑)。
トゥプキムチの時はマッコリがいいのですが、残念ながら昨日は用意できませんでしたので、日本酒にしました。しかしながら、いつもの日本酒の時のように徳利と盃でチビチビ飲むのは、私の中ではどうも違うなと感じましたので、昨夜は徳利は使わず無地刷毛目の大盃で飲むことにしました。あんまりやらないことなんですけどね。
無地刷毛目の大盃はサイズが口径約11cm、高さ6㎝ですから、酒盃としてはやはり大きいですね。私の場合このサイズならやっぱりマッコリがいいですね。最近は古陶磁器でワインやら焼酎のロックなどを楽しまれる方もいらっしゃるようなので、そのような用途にはよいサイズでしょうね。
状態は高台に銀継ぎが1箇所、口部から胴部にニュウが2本確認できます。ニュウの1本は口縁から見込みの中心辺りまでの長いものですが、漏れはしません。写真6番目と7番目のように、お酒を注ぐ前と注いだ後では見込みの表情が変わります。いい感じにアジが付いていきそうですね。
また今度マッコリを用意してこの無地刷毛目で飲んでみたいですね。お料理の器ですが、トゥプキムチは李朝堅手の大皿に、ほうれん草のお浸しは李朝初期白磁の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。