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李朝好き - 韓国骨董 李好

TEL:075-532-5877

〒605-0089 京都府京都市東山区古門前通大和大路東入元町367-4 杉山ビル2階 *京阪三条駅より徒歩3分

 

京都府公安委員会許可第611251830002号 TEL/FAX:075-532-5877 営業時間 11:00~18:00 定休日 水曜日

 

李朝好き

「李朝好き」(店主ブログ)

当店の店名「李好」は、「李朝好き」からとったものです。
「李朝好き」の「おりこうさん」が集う店になればという、李朝好きの店主の思いが込められたものです。
こちらでは、店主の日常や紀行、京都の骨董関連イベントの紹介、また京都やソウルの骨董街をご訪問されるお客様のために、

京都市内とソウルのグルメ情報もご提供させていただいております。

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古裂會 第129回入札オークション下見会

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年03月14日(火)

20230314a①東日本大震災から今年で発生から12年になりますね。毎年3月11日が近づくとテレビで当時の津波の映像や原発事故の時の再現映像が流されて、当時の緊迫感が甦ってきます。福島原発1号機で起きた最初の水素爆発の映像を見た時は、もうこれで日本終わったかと思いましたね。

トルコ大地震も発生から1か月以上が経過しました。これまで5万人以上の人命が失われました。復興までどれだけの時間とお金がかかるのでしょうか。本日義援金にわずかながら協力させていただきました。日本円で義援金を送ることができる駐日トルコ共和国大使館の口座がありますので、そちらに送金しました。これだと間違いなくトルコの災害緊急事態対策庁に届き、全額を有効に活用していただけると思います。ご関心おありの方は駐日トルコ共和国大使館のホームページでご確認ください。「駐日トルコ共和国大使館 - Tokyo Büyükelçiliği」で検索していただければ、送金先口座の確認ができます。

ということで、本日は古裂會の第129回入札オークション下見会が、京都市左京区岡崎公園内のみやこめっせ(京都市勧業館)で開催されましたので、店を開ける前に見に行って来ました。こちら古裂會さんは、業者だけでなく一般の方も参加できる開かれたオークションという形式を提供しておられます。2か月に1回奇数月の開催です。 今回は【特集】仏教美術 でしたので、会場内は大量の仏像が展示されているかと思いましたが、仏像は思ったほどには多くは在りませんでしたね。

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相変わらず韓国の物はワンテーブルと少なかったですね。以前、韓国の物が沢山出品されていた頃(4,5年前まででしょうか)は、韓国の業者も結構来ていて、その人たちがうちの店にも寄ってくれたのですが、今は全く来ませんね。昨年秋以降は日本への入国の規制も緩和されたので、韓国の業者自体は結構日本に来てはいるんですけどね。

下見会は明日15日(水)も同じみやこめっせで10:00~16:00の時間帯で開催されます。次回は5月(日は未定)に【特集】染織 漆工 で会場みやこめっせにて開催されます。

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昨夜の晩酌(新参者の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年03月12日(日)

20230312①WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドで日本代表は昨日まで3連勝ですね。一昨日は韓国に13対4で大勝。昨日もチェコに10対2で大勝でしたが、昨日のチェコ戦は驚きましたね。チェコはアマチュアの選抜チームなので、失礼ながら、チェコの打者は日本のピッチャーの球に触れることも出来ないんではないか。日本の打者達が打ちまくってコールドゲームになるのではないかと思って観ていましたが。何と先制したのはチェコの方でした。しかもチェコの3番打者に佐々木朗希投手が160キロ台のストレートをレフト線にツーベースヒット打たれてましたから。160キロ台のストレートをおっつけてライト線に打ったのではなく、しっかりと引っ張ってレフト線に2塁打ですからね。潜在能力がすごいと思いましたね。

今日はオーストラリア戦ですね。また家に帰ってテレビ中継見るのが楽しみです。そろそろオオタニサーンの豪快なホームラン見たいですよね。

昨夜はそのチェコ戦を観ながら近幸の鮭弁当を肴に晩酌しました。京都五条の近幸さんは明治創業の魚屋さんで、場所は京阪電車の清水五条駅のエスカレーターかエレベータのどちらを利用して地上に出て直ぐのところにあります。

昨夜はこちらの鮭弁当をいただきました。また他のおかずですが、ひきわり納豆は高麗青磁の小鉢に、舞茸とブロッコリーのバター炒めは李朝分院末期の染付小皿にそれぞれ盛り付けてみました。もちろん、いつも通りこれらのおかずもいただき物です(笑)。

甕器(オンギ)製の徳利は以前にもこちらでご紹介したことがありますが、今は店の方に並んでいます。昨日は持ち帰って久しぶりに使ってみました。甕器(オンギ)というのは、うわぐすりを塗り高温で焼いた土製の甕で、キムチや味噌などを保存するのに用いられてきました。キムチの甕といっても近年都会では、既成のキムチを買ってキムチ冷蔵庫に保管するといったスタイル変わってしまったようですね。そういった大きいものばかりではなく、家庭内で使う鍋や調味料などを入れる小型の壺などとしても使われています。

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この徳利、時代は李朝末期頃と思います。オンギで徳利として使えるこのような形状ものは他に見たことがありません。胴上部にぐるりと配された2本の線刻紋が、この徳利をピリッと引き締めていますよね。容量は1合1勺程度です。

盃は比較的最近に入手したものです。李朝後期頃の民窯の作だと思いますが、半筒でサイズが直径7㎝程のよいサイズです。また薄手で手取りが軽く使いやすいです。まだ薄い貫入は、これからいいアジに育って行ってくれそうです。楽しみな新参者です。

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平安蚤の市 2023.3

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年03月10日(金)

20230310①WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドが昨日開幕しましたね。昨夜は第1戦 日本vs.中国のテレビ中継を観ました。先発した大谷選手の投打の活躍もあり日本が大勝しましたね。大谷選手は投打二刀流に加え俊足という点がさらに驚きです。大柄な日本人というと敏捷性に欠けるという印象が私なんかにはあります。どうも私たち世代だと長身の日本人というと故ジャイアント馬場さんのイメージがあって、スピードには結びつかないのですが(笑)、米メジャーリーグでの大谷選手は盗塁も決めるし、3塁打も多い。ヘッドスライディングなんかしてるの見ると右手ケガしたらどうする!やめとけ!って思いますけど、そんなことお構いなしの全力プレーを常に見せてくれますよね。今日は対韓国戦ということで、また注目が集まりますね。今日はダルビッシュ投手が先発のようですが、オオタニサーンは打者として出場するようですから、今日はホームラン期待したいですね。

ということで、本日の本題は平安蚤の市です(笑)。先月は1回休みだった平安蚤の市、今月は今日10日に開催されました。先月お休みだったせいなのかどうかは分かりませんが、今日は本当に人の出が多かったですね。ちょっと最近では記憶にないぐらいの人の多さで、コロナ禍以前の本当に人が多かった時と同じぐらいの多さのように感じました。今日平日なんですけどね。まあ、今日は10日で実家での月参りと被ってまして、いつも通りそれを終えてから行きますので、現地到着11時過ぎ頃でまあ一番人が多い時間帯でもあったんでしょうけどね。お天気も良かったですからね。今日は暖かいというよりも、日差しの当るところを歩いていると暑いぐらいでしたね。

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骨董の会で一緒のTさんご夫婦も出店されてました(写真7枚目・8枚目)。本日の目玉商品はもう売れた後でした。よかったですね。今月の京都アンティークフェア(3月24日(金)~26日(日)会場:京都パルスプラザ)にも出店されるご予定だと思うのですが、お客さんが多かったので今日はそんなお話もせず早々に失礼しました。今日はとにかく人が多くて、店の前の人だかりに交じってお店のものを見ようという気も起らず、早々に帰って来ました(笑)。いつも通りですが収獲無しでした。

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平安蚤の市には、開催地の岡崎公園内の平安神宮前広場に多い時には150店舗近くの骨董店、古道具店、古着店等が全国より集まります。基本毎月10日開催です。こちらは比較的若い業者さんが多く出店されているようです。

次回は4月12日(水)開催予定です。なお4月は2回開催で26日(水)にも開催予定です。

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昨夜の晩酌(お雛祭り2023の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年03月04日(土)

20230304①昨日3月3日は桃の節句、お雛祭りでしたね。昨夜もおひな祭り用のちらし寿司を実家からいただきましたので、これらで晩酌しました。毎年おひなさんの時には、いろんなところのちらし寿司をいただいて、それで晩酌を楽しませていただいています。大変ありがたいことです。というか、私の場合は毎日いただいたものを食べてますけどね(笑)。日々感謝ですね(笑)。

その他おかずの菜の花と豚バラ煮は李朝分院末期の染付小皿に、アサリ煮は李朝初期堅手の小皿に、それぞれ盛り付けてみました。当然これらのおかずも頂いたものです(笑)。ありがたいことです(笑)。

酒器の方はと言いますと、李朝初期堅手の徳利はここ数年ひな祭り用の徳利として登板してもらっています。本来なら1年ぶりの登板となるところですが、実は1月に祇園石段下のいづ重さんの上箱寿司をいただいた時の晩酌にも登板してもらってましたので、1か月半ぶりぐらいの短い間隔での登板となりました。容量が約8勺程の小さな可愛らしい徳利です。以前は容量が1合に満たない徳利は、酒徳利とは見做さなかったので、この徳利の登板機会はほとんどなかったのですが、今ではこれもありかなと思うようになって来ました(笑)。登板間隔の短さにそれが表れていますね(笑)。

初期白磁の盃は、多分こちらで紹介するのは初めてではなかったかと思います。現物の色は写真程は青みが強くはありません。ただしグレーな感じではなく、きれいな白です。初期白磁、形状が椀形でこの発色のよさは貴重ですね。ただ口径6.2cmで高さ3.3㎝のサイズは、正直なところ盃としては少し物足りないかなという感じではあります。以前の私なら小さ過ぎるとして、使おうとは思わなかったのですが、徳利と同様に小さい盃に対しても寛容になって来ましたね(笑)。

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昨日から3月です 2023

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年03月02日(木)

昨日から既に3月です。昨日は定休日でしたのでこちらの更新もお休みしました(笑)。

今月の京都は骨董関連のイベントが多いですよ。

  5日(日) 東寺ガラクタ市

 10日(金) 平安蚤の市(開催地:左京区岡崎公園内平安神宮前広場)

 14日(火) 古裂會 第129回入札オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内「みやこめっせ」京都勧業館)

 15日(水) 古裂會 第129回入札オークション下見会(会場:左京区岡崎公園内「みやこめっせ」京都勧業館)

 21日(火) 東寺・弘法市

 24日(金) 京都アンティークフェア(会場:伏見区竹田 京都パルスプラザ)

 25日(土) 北野天満宮・天神市

      京都アンティークフェア(会場:伏見区竹田 京都パルスプラザ)

 26日(日) 京都アンティークフェア(会場:伏見区竹田 京都パルスプラザ)

 先月はお休みだった平安蚤の市が今月は10日(金)に開催されます。

14日(火)・15日(水)には古裂會 第129回入札オークション下見会が開催されます。今回は【特集 仏教美術】です。

24日(金)~26日(日)の3日間、京都アンティークフェアが伏見区竹田の京都パルスプラザで開催されます。

その他、個人的にはもう3年以上行けていないソウルに今月末か4月の上旬には行きたいと思っていますが、まだ今のところ未定です。

気候もよくなり骨董関連のイベントも多い3月の京都へ、ぜひお越しください。

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昨夜の晩酌(お久しぶり分院白磁盃の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年02月27日(月)

20230227①もう明日で2月も終わりですね。2月は28日までしかないので早いですね。

祇園石段下の餃子の王将が閉店しました。先日前を通ったら工事してましたので、改装かな?閉店かな?と思ってたら、2月19日をもって閉店でした。私はここが「祇園店」だと思ったいたのですが「八坂店」だったんですね。コロナ禍以前は、帰りによく寄ってビール一杯飲んで帰ってたのですが、ここ3年ぐらいは前を通ることはあっても入らなかったですね。もう外食でカウンターで食事したいとは全く思わなくなってしまいましたね。こちらは2階にテーブル席もありましたが、大抵帰りに1人で行ってましたからね。さすがに1人でテーブル席は使えないですからね。

王将も変わりましたね。味を意識するようになりましたからね。失礼ですね(笑)。私たちの世代は王将に味など求めてませんでしたけどね。「安い!早い!○○い!王将!」だったんですけどね(笑)。餃子なんか今みたいに注文訊いてから焼いたりしてませんでしたよ。注文したら10秒以内に出て来ましたから(笑)。値段も安かったですよ。焼き飯(200円)とラーメン(150円)に餃子(110円)で460円!焼き飯とラーメンの値段は逆だったかも知れませんが、それぞれ単品で注文してですよ。消費税も無かったですから。70年代後半~80年代前半頃の話ですけどね。その当時でも驚きの安さでした。中学の時、よく校門の前で王将の人が餃子の無料券配ってましたね。懐かしいです。

なんか昔の王将を懐かしむ話が長くなってしましましたが、ここからは昨夜の晩酌です。いつも通り、もらい物をあてに晩酌しました(笑)。

昨夜は久しぶりに後期分院の白磁盃を使ってみました。分院の白磁盃もなかなか入手が難しくなってきましたね。これも入手したのは10年ぐらい前になるかと思います。口に欠けがあったのを金継してもらっています。サイズもよく、形状も筒状で深さがあり、光が強くて画像ではちょっと分かり難いですが、高台内は兜巾になっています。この手の磁器のものは、使ったからと言って育つものではないので、使用頻度としては私の場合下がりますね。まあでも、ひとつは持っておきたいものですね。画像では青が強く出ていますが、現物はここまで青くはないです。

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三島の徳利はよく登板してくれています。口に2か所大きめの欠けが金継されたキズ物です。しかしながら、容量が1合2,3勺とサイズがよく、穴も大きくて使いやすく内部が見やすいので、汚れの確認などの管理がしやすいです。この徳利、キズはあっても釉薬が生きていてカセが無くつやつやしているので好きです。触った時の感触がよく清潔感があるので、迷った時にはつい選んでしまう徳利です。

お料理の方ですが、イカのバター焼き七味掛けは李朝初期の堅手中皿に、水菜とお揚げの炊いたんは李朝初期の堅手小鉢に、キムチは三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。

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北野天満宮・天神市 梅花祭 2023

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年02月25日(土)

20230225①今日は25日ですので、朝から北野天満宮に行って来ました。21日の東寺の弘法さんは朝から雪が降っていましたので欠席しましたが、今日はいいお天気でした。朝も何とか起きられましたのでね(笑)。

今月は平安蚤の市がお休みで元々京都で開催される骨董市が少なかったのですが、5日(第1日曜日)の東寺ガラクタ市にも行きませんでしたので、今月行った唯一の骨董市になりました。

2月25日は、北野天満宮の御祭神である菅原道真公の命日で、梅花祭として道真公の遺徳をしのぶ行事が行われます。また、豊臣秀吉の故事にちなんで昭和27年から始まった「梅花祭野点大茶湯」という行事も開催されます。上七軒の芸舞妓さんたちの奉仕で梅の花を観賞しながら野点を楽しむというものです。

梅苑が昨日2月24日から3月19日まで公開中です。今年は雪も多く寒い日が多かったので、梅はまだ咲き始めぐらいかと思っていたのですが、予想に反して割とよく咲いていました。今年は梅苑を見物するための行列が結構長く出来ていましたね(写真4番目)。

本殿の脇で献茶の儀が行われていましたが、私が着いた時には行事がほぼ終わっていました(写真間6番目)。上七軒の芸妓さんと舞妓さんが点てたお茶を献じるという行事なのですが、去年はしっかり見られて写真も撮れたのですけどね。今日現地に着いたのは9時過ぎ頃でしたが、去年はもう少し早く現地到着していたのでしょうね。

梅苑には行きませんでしたが、境内のそこここでも梅の花が見頃な感じで、写真を撮る人の姿も目立ちましたね。

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骨董の方はいつも通り収獲無しでしたね。今日は土曜日で天気の方も雪や雨の心配も無いようでしたので、出店の方は多かったですね。今日気になったのは観月ありささんの立て看板ですね(写真15番目、最後から3番目)。多分90年代前半の観月ありさ10代の時のものですね。この人が出て来た時はそのスタイルの良さは衝撃的でしたね。「手足ながー! 顔ちっちゃー!」と思いましたもんね(笑)。

今日も収獲は干し芋だけでした(笑)。いつもながらですが(笑)。

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欠席 東寺・弘法市 2023.2

カテゴリ: 李朝好き 作成日:2023年02月21日(火)

今日は21日で東寺・弘法市の開催日ですが、先月の天神さんに続き欠席いたしました。昨日の晩までは行く気で目覚まし時計もセットして寝たのですが、心配事がありました。雪です。天気予報でも京都では今日未明頃から雪の予報でしたので、朝起きてみて雪降ってたら行くのやめようと思って寝たのですが、朝起きたらやっぱり降ってましたね。

自宅裏はうっすらと積もっていましたが、幸い道路や歩道に積もるほどではありませんでした。今、午後になりましたが、天気の方は晴れていますが時折チラチラと降る感じですね。朝8時台は結構吹雪いてましたけどね。今年の雪はどの程度降るのか予測がつかないところがあって、出かけるのが怖いです。雪が降ると露店の方もあまり出ませんので、意欲も失せてしまいますね。

今月は京都の骨董関連のイベントが少ないので、行きたかったんですけどね。次は25日の北野天満宮の天神市に行って来ます。今月は梅花祭ですね。雪が降らなかったら行きます(笑)。

漫画家の松本零士さんが亡くなられていたのですね。宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999、宇宙海賊キャプテンハーロックなどのSFアニメで人気を博されましたが、私の中での松本零士さんの代表作は漫画「男おいどん」です。70年代に少年マガジンに連載されていました。高校受験のため九州から上京し、アルバイトをしながら四畳半の下宿生活をする主人公 大山昇太(おおやまのぼった)の青春物語です。下宿の四畳半の部屋には押入れがあるのですが、その中は大量の猿股(パンツ)が詰め込まれており、ふすまを開けるとその大量の猿股(パンツ)が部屋中にどっとあふれ出てきます。布団の無い主人公はその大量の猿股を布団代わりにして、それらに埋もれて寝るという生活でした。猿股はほとんど洗濯をされていないため、押し入れの中にはサルマタケというキノコが生え、主人公はそれを食したりもしていました。また、部屋には「とりさん」という名の鵜のような結構大きな鳥がいて、ペット兼非常用食料として飼われていましたね(笑)。下宿という生活様式があるということを、私はこの漫画で初めて知りましたし、「ラーメンライス」という言葉も、この漫画で初めて知りました。小学生の時でしたからね。いや本当に懐かしいです。松本零士さんのご冥福をお祈りいたします。

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昨夜の晩酌(お久しぶり更新の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年02月18日(土)

20230218①サーバーの移管も昨日で無事に終わりまして、今日からこちらのブログの方も更新可能となりました。

その間、世の中ではいろいろな出来事がありましたが、なんといってもトルコ大地震の報道は衝撃的でした。トルコ南部で発生した大型の地震により、トルコとシリア北部での死者が4万人超えです。生存者の人達も寒い中を屋外での避難生活を強いられており、大変厳しい状況のようです。

トルコは古くから親日国家で、今日まで友好な関係を続けてきました。

その始まりは明治時代、当時のオスマン・トルコ帝国が派遣した軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で台風に巻き込まれ座礁沈没した際に、紀伊大島の住民が69名を救出した「エルトゥールル号遭難事件」でした。この件は、トルコの教科書にも記述があり学校で教わるので、トルコの人達は日本に対する友好的な感情を持ってくれているのだという話を聞いたことがあります。

1985年イラン・イラク戦争では、エルトゥールル号遭難事件の恩返しと、イラン在留日本人の救出にトルコ航空機が出動し200名以上が救出されました。

その後は両国で生じた大地震の際には、救助隊の派遣や援助を双方が積極的に行ってきており、お互いが恩返しをするような関係が続いて来ました。

今回の大地震に対する支援も日本が率先して積極的に行うべきでしょう。あまりに大規模な被害で、復興までに要する時間がどれほどになるのか想像もつきません。こういう時、自分の無力さばかりを感じてしまいます。

そんな話の後で申し訳ございませんが、昨夜の晩酌です。

赤上がりで小ぶりの盃は、李朝後期~末期に民窯で焼かれたものでしょう。実物は画像で見るよりもう少し赤みが強いです。見込みに釉溜りも見られます。形状は半筒形です。購入した後と言っても、もう20年近く前でしょうか。その当時は結構よく登板してもらっていましたが、このところ出番は少ないです。一度こちらで紹介して以来ですから、1年以上は空いているでしょうか?登板頻度が上がれば、赤みももっと増して行くんでしょうけどね。

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青磁釉のかかった李朝初期の徳利も数年前になりますが、こちらで以前紹介したことがあります。口部に金継が施されていますが、全て割れ継ぎです。私がやってしまいました。元々は無傷だったのですが、煮沸した後に取り出そうとした際に寸胴鍋のふちに落としてしまい、首がぶっ飛びました(笑)。申し訳ないことでした。容量は1合2,3勺ぐらいで、サイズもよいのですがね。残念でした。

お料理の方ですが、海老豆(煮豆)と小アユの甘露煮は分院末期の染付皿に、鱈の子煮は伊羅保手の小鉢に、モズクは白磁変形小鉢(李朝後期~末期)に、おからは高麗青磁の小鉢に、それぞれ盛り付けてみました。

小鮎は琵琶湖産の鮎です。琵琶湖の鮎というのは食物の関係で、河川にいる鮎のように大きくはならないのだそうです。なので子供の鮎という訳ではありません。これで大人です。

白磁の変形小鉢は、薬を瓶などに入れる際に使ったものだと、入手した際に聞きましたが、定かではありません。

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昨夜の晩酌(ヌシ様盃初登板の巻)

カテゴリ: 昨夜の晩酌 作成日:2023年02月07日(火)

20230207①一昨日の5日(第1日曜日)は東寺ガラクタ市の開催日だったのですが、ちょっと事情があって行けませんでした。今月は骨董市の開催が少なく、ネタ不足なのでちょっと痛かったですね。次は21日(火)の東寺・弘法市までないですから。

別にその代わりという訳度もないのですが、昨夜は晩酌しましたよ。高麗土器の徳利は以前にも確か一度こちらでも紹介したことがあります。所謂「扁壺」なのですが、2面が平たくなったものではなく、1面だけを平たくして形成されたものです。状態はいいのですが、ベタ底の底部の角に1箇所小さい欠けが見られますが、水漏れはしません。穴が大きいので、使いやすいし内部の汚れの状態も確認しやすいのでいいですね。容量は1合半ぐらいだと思います。

盃の方は、こちらでご紹介するのは今回が初めてです。李朝初期堅手の受け皿付き小盃といえばいいでしょうか。盃と皿は合わせたものではなく、この状態で入手しました。もう20年以上前になりますね。色は鮮やかなものではありませんが、青磁釉が掛けられており、盃・皿の両方に釉溜りも見られます。高麗末から李朝初期にかけての高麗青磁から白磁への過渡期に焼かれたものだと思います。盃は口径が7.1~7.3㎝で高さが3㎝程と深さがありませんので、お酒はあまりたくさん入りません。なので、昔は物足りなかったのですが、今はこれぐらいの方がいいですね(笑)。開店当初から店の方に置いていて「ヌシ様」になっていたのですが、昨日持ち帰って本当に久しぶりに使ってみました。

お料理の方ですが、大きなおでん巾着は李朝末期の陶器の鉢に、じゃこおろしは李朝初期の堅手小鉢に、筍煮は李朝初期の堅手小皿に、それぞれ盛り付けてみました。

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「お知らせ」欄とトップページでご報告している通り、明日2月8日(水)~17日(金)曜日の期間、サーバー移管のため下記の期間中ホームページの更新を停止いたします。期間中も店舗は通常通り営業いたします。また、ホームページのご閲覧および「お問合わせ」欄からのメールでのお問合せにつきましては、支障なく通常通り可能です。

そんな訳で、明日から10日ほどの間こちらのブログも更新できません。骨董市などのネタの少ない今月だったのでよかったのかも知れませんね(笑)。

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