「京のお食事処」
こちらでは、京都のお食事処をご紹介しております。
京都の骨董街にいらっしゃった方々のお役に立つよう、骨董街や骨董市への行き帰りなどに、ご利用していただきやすい地理的条件のお店を中心にご案内しております。
1,000円以内のランチから懐石やコース料理まで幅広くご紹介しておりますので、京都へお越しの折には、ぜひご参考になさってください。
悲報 祇園 韓日亭 閉店
悲報です。祇園の韓国料理店 韓日亭が6月17日をもって閉店されていました。
6月の仕事終わりに韓日亭の前を通って帰ることが2度ほどあったのですが、いずれも開店していなかったのを気にしていました。仕事終わりですから、時間は午後6時半頃だったので、本来なら開店している時間でした。嫌な予感もあったのですが、閉店の貼り紙なども無かったので、早い時間帯はお客さんが無いし、ママさんの出勤時間も遅いから、もしかしたら開店時間を遅らせたのかもしれないと思っていました。
数日前、確認のために午後9時半頃にお店を見に行ったところ、従業員のおばさんと一緒にお店の整理に来ていたママさんにお会いすることができ、そこで閉店されていたことが確認できました。
私が約8年間のソウル滞在を終えて2000年4月に帰国した1年後ぐらいからでしたので、17∼18年ほどの間、そう頻繁にはうかがえませんでしたが、通わせていただいたお店でした。こちらは、韓国現地の食堂式に、無料のおかずもちゃんと出してくださいましたし、焼き肉系だけでなく、韓国の食堂にある食事メニューの多くを食べることができる貴重なお店でした。
何とか頑張って営業を続けていただきたいと思い、こちらのブログでも頻繁にご紹介してきたのですが、本当に残念なこととなりました。寂しい限りです。
中華料理 六波羅飯店 再び
一昨日(10日)ですが、東山区六波羅蜜寺近くの六波羅飯店でお昼を食べました。昨年も1度ご紹介しましたね。
平安蚤の市と古裂会さんの下見会を見た後に、本当は東山三条のマルシン飯店でお昼食べるつもりで行ったのですが、10人ぐらいが列を作って待っていたので、こちら六波羅飯店に変更し、移動しました。
こちらもマルシン飯店同様、ひところ話題になった町中華なお店ですが、こちらのお店はいつ行っても満席ということは無いです(笑)。マルシン飯店と違ってこちらの良いところは、列を作って待つことも相席になることも無いところがいいです。
またメニューには、町中華らしく中華なのにとんかつ定食や鶏カツ定食があったりしますよ(笑)。マイナスポイントは、こちらもまた店内喫煙可というところです。
この日は若鶏のから揚げ定食を食べました。唐揚げは、パリッと揚がって中身ジューシーで大変美味しかったのです。お値段780円でした。こちらは定食も600~700円台とお安いです。焼き餃子(220円)、チャンポン(700円)、カレーチャンポン(750円)、また、これからの夏場は、昭和風の冷麺(750円)等もお勧めです。
古門前・新門前の骨董街からは徒歩約25分程度。道順は、花見小路通り四条通を下がって(南に行って)建仁寺を通り抜けて松原通りまで。いい散歩コースです。
火曜定休です。
餃子のタイミング(マルシン飯店)
今日は水曜日でお休みですので、お昼外食しました。
京大病院に行った帰りに東山三条までブラブラと歩いてきたところ、マルシン飯店の前に4人の人だかりが見えました。その後、ちょっと他の用事を済ませてから様子を見てみると、先程の人だかりは無くなっているではないですか!いつものごとく、やっぱり相席にはなりましたが、無事待たずに入店できました。大変ラッキーでした!
今日は定食ではなく、こちらの人気メニューの天津飯と餃子をいただきました。こちらの天津飯は、ボリュームたっぷりのサイズで、上にかかっているあんかけの汁にも玉子が散らしてあるのが特徴です。天津飯というとご飯としてはそれだけではちょっと軽いかなというイメージがあると思いますが、こちらの天津飯は、そのような概念を覆してくれます。
餃子は、前にも説明していますが、普通餃子(300円)と熟成豚肉餃子(380円)があります。私はいつものように普通の餃子を注文しました。熟成餃子がこちらの売りのようですが、お値段に80円も差がありますし、そもそも私は、なぜ世間でそんなに熟成肉がもてはやされているのかが理解できません。お肉は新鮮なものの方がが断然好きです。
注文して待っていると、まず先に天津飯が出てきました。先に写真を撮ってから食べ始めますが、餃子がなかなか出てきません。結局、天津飯をすべて食べ終わってしまってから、やっと餃子登場です。そんな訳で、本当は写真も一緒に撮りたかったんですが、ご覧の通り別々です。
ここマルシン飯店に限ったことではなく、中華料理屋で餃子とご飯類やめん類など他の何か単品料理を注文した場合、まず他の単品料理の方が先に出てきて、それが食べ終わりに近いころになって、やっと餃子が出てくるということ、多くないですか?王将や珉珉では、昔はいつでもすぐに出せるように、餃子は常に焼いてあったのですが、それも遠い昔、今ではこれらのお店ですら、注文聞いてから注文の分だけ焼いてますからね。
一緒に食べたいんですけどね。いやむしろ、餃子の方を先に出してほしいんですけどね(笑)。
四条大宮 とり伊
昨日のお昼、四条大宮近くの「とり伊」さんで親子丼を食べてきました。こちらは、かつてテレビやお店紹介本などでもよく取り上げられていました。
こちらの親子丼は、写真のように我々がごく普通に知っているスタイルの親子丼の真ん中に、鶏卵の黄身だけがのっています。私は上の鶏卵の黄身を軽く混ぜてから頂きました。
お味の方は、想像していたのとは少し違い、甘くはなく醤油と出汁の味が勝った味付けでした。子供の頃に食べた卵系のどんぶり(親子丼・玉子丼・他人丼・衣笠丼等)の味付けは、こんな感じの味が多かったように思います。本来の関西のどんぶりの味付けというのは、こういうものだったのかも知れませんね。
親子丼(並)は、うずら玉子と生姜入りのコラーゲンたっぷり特製鶏がらスープと漬物付きで690円(税込)でした。
こちら、1階はカウンター席で、どんぶりの他、一品料理やコース料理も食べられます。お昼は日替わり定食もあります。2階・3階はお座敷・宴会席で、水だき・すき焼きや、鉄板焼きと水だきが一緒に楽しめる「むつみ焼」等が食べられるようです。
場所は猪熊通四条下ル(四条大宮から四条通南側歩道を東に行き、最初の信号のある交差点を右に入る)です。
営業時間は11:30~14:00(1階)、17:00~21:00(1~3階)で、火曜定休です。
四条大宮近辺ですので、こちらも毎月21日東寺の弘法さんの帰り等にご利用いただければと思います。
祇園 韓日亭 再び(2019年6月閉店)
昨夜、祇園の韓日亭に行ってきました。今月2度目です。
昨夜は감자탕(カムジャタン:豚の背骨とジャガイモ鍋)とチヂミを食べました。カムジャタンもチヂミもどちらもなんですが、サービスで具を沢山入れてくれるのはありがたいのですが、量が多くて大変でした(笑)。
チヂミ→カムジャタンの順で出してくれるように注文したのですが、チヂミ食べ終えた時点で結構お腹一杯な感じでした。そこへ、写真のようにジャガイモの入っていないカムジャタンが出てきました。具材のキムチ類をサービスで沢山入れてくれたので、ジャガイモが入らなかったようです(笑)。ジャガイモは後からチンしたやつを入れてくれました。でも、それではジャガイモに味がシミないんです(笑)。とにかく、お腹一杯になりました(笑)。
先日、天神さんで買ったチリメンジャコと干し芋を、ママさんへのお土産に持って行ったのですが、残念ながら昨夜はママさんにはお会いできませんでした。ママさんは大体出勤が遅いので、昨夜は頑張って遅く伺って、帰りは12時半を過ぎていたのですが…。ママさんは、昨夜何時に来られたのでしょうか(笑)。
韓日亭の場所は、よしもと祇園花月(祇園会館)の裏になります。営業時間は17:00~翌5:00。定休日は日曜日ですが、毎月最終日曜日は営業されます。
※韓日亭さんは2019年6月17日をもって閉店されました。
モリタ屋 木屋町店
先日、お昼にすき焼き・しゃぶしゃぶのモリタ屋 木屋町店で、すき焼きを食べてきました。
こちらモリタ屋さんは、創業明治2年(1869年)と140年猶予年の歴史があり、京都で初の牛肉屋(盛牛舎森田屋)として開業したそうです。現在のようにすき焼き・しゃぶしゃぶ・オイル焼きの店舗を開店したのは、昭和50年からとのことです。
こちら木屋町店では、夏場、鴨川納涼床を楽しむことができ、四条猪熊本店(四条大宮近く)には、1階に精肉・生鮮食品を中心としたクォリティフードマーケットが併設されています。
すき焼きの方ですが、お部屋で仲居さんが作ってくれます。お肉も柔らかく、最初のうちは美味しく頂いていましたが、肉やら野菜やらを投入する度に、仲居さんがザラメとお醤油、割り下などをどんどん追加するので、最後の方はものすごく味が濃くて、というよりからくて大変でした。最後はこちらで水を入れて調整しました。まあ、仲居さんがハズレだったのでしょう(笑)。普通、私の今までの経験では、仲居さんが作ってくれるお店では、作りながら「お味の方はいかがですか?」と聞いてくれるもんですが、この時の仲居さんは一切なかったですから(笑)。この日は一日、すごくのどが渇きました(笑)。
あと、こちらの予約は電話でのみ受け付けているのですが、この電話が常に通話中で、なかなかつながりません。予約時もそうでしたし、当日連れの者が遅れたので、その連絡をお店にしようとした時も30分以上、通話中でつながりませんでした。タイミングもあるのかもしれませんが、予約をしてみようと思われた方は、根気よく電話をかけ続けてみてください(笑)。お店:075-231-5118と予約専用 フリーダイヤル:0120-77-0298 がありますが、どちらもなかなかつながりませんでした。
北京料理 東華菜館
昨日の晩ですが、四条大橋西の東華菜館へ行ってきました。個室でコース料理をいただきました。
一番お安い5,000円のコースを注文しました。内容は、前菜・カニ入りフカヒレスープ・揚げ物2種・イカと海老の炒め物・鶏肉の紹興酒香り付炒め・水餃子・餡入揚げ餅・杏仁豆腐でした。京都の中華料理らしく、あっさりと上品なお味付けでよかったです。
コースは他に、6,000円、7,000円、8,000円、10,000円、12,000円のものがあり、さらに、15,000円と20,000円の特別コースもあります。20,000円のコースは前日までに予約が必要です。
また、鴨川納涼床(約120席)は5月1日から9月30日まで、屋上ビアガーデン(約60席)は6月中旬から8月中旬の週末祝日及び約30名様単位でのご予約で開催しているようです(午後5時から)。
こちら東華菜館さんは「矢尾政」という洋食店がその前身で、現在のスパニッシュ・バロックの洋館の建物は、その設計をウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏に依頼し、大正15年に建てられたものだそうです。学校・教会建築を数多く残したヴォーリズ氏による商業建築は少なく、こちらがヴォーリズ氏による生涯唯一のレストラン建築のようです。
その後、戦時色が深まる中、洋食レストランの存続が許されない状況になり、昭和20年末に現在の北京料理「東華菜館」になったとのことです。
また、こちらのエレベーターは1924年米国で製造、輸入されたもので、現存する日本最古のエレベーターです。こちらに来たら、このエレベーターに乗らないと意味がないですよね。もちろん今回もこちらに乗って2階まで移動しましたよ(笑)。
東華菜館の建物等の詳細につきましては「東華菜館」で検索して、お店のホームページでご確認ください。
祇園 韓日亭 復活(2019年6月閉店)
昨夜、昨年9月にもこちらで紹介した、祇園・よしもと祇園花月(祇園会館)裏の韓日亭に行ってきました。
実はこちら韓日亭さんは、今年2月から3月にかけて約1か月ほど、ママさんの体調不良でお店を閉めていらっしゃいました。このまま閉店してしまわれるのではと心配したのですが、3月中旬頃から再び営業を開始されまして、ホッとしておりました。
営業再開後、3度ほどお店の方に行ったのですが、ママさんは出勤が遅く、いずれも会えずに食事だけして帰って来ていました。そこで昨夜は、夜11時前頃に伺いまして、無事ママさんの元気なお顔を久しぶりに見ることができました。
昨夜は대구탕(テグタン:タラ鍋)と낙지볶음(ナクチポックム:タコの辛炒め)、김밥(キムパプ:海苔巻き)を食べました。テグタン(タラ鍋)の写真は少し食べてから撮ったので、あまり美味しそうに写っていないのが残念です。韓国現地の食堂式に、おかずもちゃんと出てきます。ここは焼き肉系だけでなく、韓国の食堂にある食事メニューの多くを食べることができる貴重なお店ですので、今後も頑張って営業を続けていただきたいです。
帰りに、蒲鉾と大きなタッパに一杯のキムチをお土産に頂きました。ありがたいです。
韓日亭の場所は、よしもと祇園花月の裏で、祇園の交差点から東大路通を上がり(北へ行くことです)、一筋目のよしもと祇園花月の手前の道を西(左)に入り、一筋目を右に入った道の西側(左側)です。
営業時間は17:00~翌5:00。定休日は日曜日です。
※韓日亭さんは2019年6月17日をもって閉店されました。
マルシン飯店(東山三条)再び
今日は水曜日で定休日でしたので、お昼ご飯を久しぶりに東山三条のマルシン飯店で食べました。
こちらは、このホームページを立ち上げて、このブログを書き始めてすぐにご紹介したことがあるお店です。(マルシン飯店の前回の記事へはこちらをクリック)
その頃は少し落ち着いていたのですが、半年ほど前からまた行列のお店になってしまいまして、なかなか行く機会がなかったのですが、今日はたまたまお店の前に列がなく、入ることができました。お昼時でしたので、席の方は相席になりましたが。
今回いただいたのが写真の中華定食B(880円)です。しかし、これが痛恨のミス!前回と同じ物を注文してしまいました。ブログで紹介する訳ですから、別のメニューをご紹介するべきところだったのですが、約10か月ぶりぐらいでしたので、前回何を食べたのか記憶が飛んでおりました(笑)。変わらずお味は美味しかったですし、変わらぬボリュームでした。京都の中華料理屋さんのお味は相対的に脂っこくなく、比較的あっさりなのでいいですね。
店舗の隣には餃子のお持ち帰り窓口もあります。餃子は普通ギョーザ(300円)と熟成豚肉ギョーザ(380円)があります。
営業時間は午前11時~翌朝6時(火曜定休)。場所は、東山三条下ル西側です。古門前・新門前の骨董街から徒歩5~10分です。
今日はたまたまお昼に直ぐ入店できましたが、いつもはお昼時も夜もたいがい10人前後の人が並んでいます。
それと、これは私にはマイナスポイントなんですが、店内喫煙可です。
十二段家 本店
昨日ですが、祇園の十二段家本店でお昼ご飯を食べてきました。
こちら十二段家さんは、日本のしゃぶしゃぶ発祥の店といわれています。
お昼のメニューは、元々「特製すき焼き弁当」か「シャキシャキサラダ牛肉塩焼き弁当」だったのですが、現在直ぐ近くの主に観光客を対象とした花見小路店が改装中ということで、そちらのメニューである4種類に変わっていました。
今回は、写真の「大海老天丼」と「上定食」をいただきました。「大海老天丼」は、丼からはみ出た大きな海老天2本入の天丼に(写真ではよく見えませんが、海老天の下にはシシ唐の天ぷらも入ってます)、出し巻と味噌汁、漬物がついて2,300円(税別)。「上定食」は、てんぷら盛り合わせと出し巻、飛竜頭、肉の佃煮、ご飯・味噌汁・漬物でお値段は同じく2,300円(税別)でした。
こちらは、すき焼き・しゃぶしゃぶのお店なので、天ぷらではなく「牛すき鍋定食」か「しゃぶしゃぶ定食」(各2,800円税別)を食べて、そちらを紹介するべきだったかなと、少し後悔しています(笑)。
また、こちらの店内には、棟方志功、河井寛次郎、濱田庄司等、民芸の巨匠の作品や李朝白磁などが飾られており、それらを眺めながら食事ができるのがお勧めのポイントです。ガラスケースなどには入れず、そのまま飾られていますが、触ったらだめですよ(笑)。
夜は個室でのしゃぶしゃぶとすき焼きのコースで、しゃぶしゃぶ11,000円・13,500円・16,000円、すき焼きは11,000円と13,500円のコースになります。お値段はすべて税別です。
場所は、花見小路通四条下ル(南に行く)二筋目東入です。