「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(台風通過後の夜の巻)
台風6号が日本列島沿岸を通って昨日太平洋に抜けて遠ざかって行きました。各地で強風による被害や線状降水帯の豪雨による河川の氾濫や住居の浸水など、多くの被害がもたらされたようですね。近畿では奈良と和歌山で線状降水帯が発生したようです。特に関東の方では交通機関の運休や遅れなども生じていたようです。
幸いこちら京都では大きな被害はなかったようですね。一昨日の夜というか昨日の未明に雨風が強かったですが、さほど長時間にわたるものでもありませんでしたしね。お昼ごろには雨も止んでましたからね。午後に鴨川を見た時もさほど増水していませんでしたのでね。
被害のあった地域の復旧が早く進むといいんですけどね。それにしても6月初めの梅雨入り前に台風の直撃(紀伊半島に上陸)を受けるなんていうことは、過去にもあまりなかったんではないですかね。これからまだ秋までが心配ですね。
晩酌に行きましょう。白磁の盃は以前にもこちらでご紹介していますが、李朝分院末期の作です。李朝後期の官窯であった分院が19世紀末に民営化(民窯)された後に製作されたものです。この時代のこの手の盃としては、碗形のものが多く見られるのですが、この盃は立ち上がりがあり高く深い造りで、筒に近いような形状でなかなか貴重なフォルムです。見込みは薄い渦巻になっており、口縁からの釉垂れも見られ、結構見どころもある盃です。写真ではちょっと分かり難いのですけどね。こちらは無傷です。こういった分院末期の盃も最近はソウルの骨董街でもなかなか出会えなくなって来ましたね。
伊羅保手の徳利も、こちらで何度かご紹介しています。ぽってりした丸っこい形状の胴部には、くるくると線刻が見られるのが楽しいですね。ベタ底で容量が約2合と今の私には少し大き過ぎるサイズです。こちらも無傷完品で釉薬にカセも無く、大変よいコンディションです。穴が大きくてお酒を注ぎやすいです。
お料理の器の方ですが、豚肉の味噌炒めは李朝後期分院の染付壽字紋の大皿に、オクラの胡麻和えは李朝後期分院の白磁小皿に、おぼろ豆腐は高麗青磁の平茶碗にそれぞれ盛り付けてみました。










