「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(椿の鱧丼の巻)
ゴールデンウィークも終盤になり今日からまた4連休ですね。相変わらずこちらは外国人だらけです。色んな国から団体で来てますね。その一方で、日本人はと言いますと自宅や近所で過ごすという人の割合が多いようですね。この物価高の中この時期はどこへ行ってもGW料金で高いですからね。ホテルの宿泊費なんかも3万円台が当たり前のようですね。カプセルホテルで1泊18,000円とかとってるんですからね。驚きましたよ。あんなもの元々3,000円ぐらいで泊まれたもんでしょう?びっくりですよ。大分戻したとは言え円も弱いですから、海外旅行もなかなかハードルが高いですからね。
海外旅行と言えば、最近韓国へ旅行に行った人が現地の米を5㎏とか買って持って帰ってくる人が増えてるようですね。昨年から米価が高騰してますからね。韓国だと多分今の日本の半額では買えると思いますからね。
昨日はまたエエお弁当をもらいましたので飲みとなりましたね(笑)。祇園の椿というお店の鱧丼弁当をいただきました。ご飯の上に焼き鱧と出汁巻が並べられたお弁当です。私は鰻と並んでこの鱧も大好きなんですよね。鱧は落とし(湯引き)や天ぷらも美味しいですね。
酒器の方ですが、李朝初期堅手の高脚盃は20年ぐらい前にソウル仁寺洞の骨董店で入手した物です。お店の方は今はもう無くなってしまいましたが。こちらでも何度かご紹介したものです。口縁に一箇所小さな金継ぎはあるのですが、釉薬にカセもなくコンディションの大変良い盃です。サイズも口径8cmと申し分なしです。久しぶりに使ってみました。
伊羅保手の徳利もこちらで何度かご紹介させていただいております。こちらはキズや直しの無い無傷完品です。容量は約2合程は入りますからね。かつてはそれがよかったんですが、今は大き過ぎますね(笑)。この手のこの時代の徳利は口が盤口の物が多いのですが、この徳利はそうではありませんね。
付け合わせのお料理の方ですが、筍と蕗の煮物はこちらも伊羅保手の小鉢に、煮豆は李朝末期分院の染付「福」字紋の豆皿に、それぞれ盛り付けてみました。