「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(最強最長寒波一段落の巻)
先週は最強最長寒波で大雪による被害や航空便や鉄道、高速道路等交通にも影響がありました。今週になってようやく雪も寒さの方も緩んできて、一段落ついたかなとホッとしていましたんですが、気象予報によりますとまた来週から寒波が到来するようなことを言ってますね。また日本海側を中心に大雪が降るようです。それもまた寒波が数日に亘って居座ることになりそうだとのこと。京都もどうなるか分かりませんが、該当の地域の方々はどうぞお気を付けてお過ごしください。10年に一度の最強寒波だそうですが、先週も同じようなこと言ってたと思うんですけどね。
昨夜もまたいただいたおかずで晩酌です(笑)。
金継ぎが施された小さめのサイズの盃も何度かご紹介していますね。金継ぎされている部分は窯キズがあったところです。窯キズがあっても漏れませんでしたのでしばらくはそのまま使っていたのですが、この部分を金継ぎしたら稲妻みたいになるかなと期待して金継ぎしてもらいました。結果は御覧のとおりとなりました(笑)。しばらくは後悔してましたが、その後貫入も深くなり、見込みに赤みも出て来ていいアジになって来ましたので(写真では分かり難いですが)、まあまあいいかと思って使っています。私にとってはいい感じの小さめのサイズです。
初期堅手の徳利も何度もこちらでご紹介していますね。容量が1合ちょうどです。昔だったら容量が少ないのであまり登板機会が無かったでしょうけど、今はこれでちょうどいいですね(笑)。青い釉薬の肌がきれいです。胴下部にはその青い釉薬の釉溜りが見えよい景色です。ぱっと見には無傷のように見えるのですが、よく見ると口縁部に極めて小さいホツが銀で継がれています。
お料理の方ですが、エビフライは李朝末期分院の染付皿に、ブロッコリーのお浸しは李朝初期白磁の小鉢に、茄子煮は三島の小鉢にそれぞれ盛り付けてみました。