「昨夜の晩酌」
こちら「昨夜の晩酌」でご紹介している酒器やその他の器は、基本的には私の自宅にあって店頭には出ていないもの達です。
こちらでご紹介した酒器やその他の器の中で、もしご関心をお持ちになられたものがありましたら、「お問い合わせ」欄よりお知らせください。ご関心を持たれた品、ご来店日をお知らせ頂けましたら、店の方へ持って参ります。
昨夜の晩酌(節分 2025年の巻)
昨日は第1日曜日で東寺ガラクタ市の開催日でしたが、やっぱり朝起きられませんでした(笑)。今月は骨董市が少ないんですよね。次は11日(火・祝)の平安蚤の市までありません。こちらには必ず行って来てご報告いたします。
昨日は節分でした。節分というと2月3日と思うのですが、今年の節分は2月2日でした。節分の日は、地球の公転周期と暦のズレを補正するため、今年は2月3日ではなく1日前倒しになりました。確か数年前にも節分が2月2日だった年がありましたね。
今年もまた例年通り、巻きずしと焼いた大きいイワシをいただきました。イワシはやや小ぶりのものをいただきましたが、これぐらいのサイズの物でいいですね。巻きずしは太巻きを1本いただきました。例年2本とか3本いただいたりすることも多いのですが、1本で十分ですね。毎年節分の晩は炭水化物過摂取になりがちでしたから(笑)。
例年節分の時は日本酒は飲まず、いつものサッポロ「麦とホップ」で一杯やって済ませてきましたが、昨夜は日本酒を李朝酒器で一杯やりました。
井戸手の盃は入手して6、7年ぐらいでしょうか。全面に深く入った貫入がいいですね。キズは口縁部に上からガチンと物を当てた時に出来る典型的なニュウが1箇所にありますが、貫入に紛れて分かり難いです。側面の下部の一部に釉薬のカセた部分があります。
高麗青磁の徳利の方は米色青磁と言われる発色のものです。米色というのは白米の色のことではなく、収穫前の稲穂のような淡い黄褐色をおびた色合いのことです。無傷で容量が1合です。普段使いの独酌用によい徳利です。
今年も節分に縁起物の巻きずしとイワシをいただき、大変ありがたいことでした。イワシは李朝初期白磁の大皿に、巻きずしは李朝初期堅手の大皿に、水菜と人参とお揚げの炊いたんは李朝初期白磁の平盃にそれぞれ盛り付けてみました。